対面・オンライン授業で,教授者が参加者をあらかじめグループ分けして,グループでの活動を行うことがある.このグループをどのようにして参加者に伝えるか.Moodle LMSを使う場合を考える.3つの方法.
- 名簿(参加者名:グループ名のリスト)を作り,コース内のリソースとして置く.リソースのURLをフォーラムなどで各参加者に通知する.
- 全参加者のグループが全参加者に伝わる.
- 参加者は自分の名前をリスト内で検索する必要がある.
- ダミーの課題を作り,提出物なしで,フィードバックテキストに各参加者の所属グループ名を書く.課題のURLをフォーラムなどで各参加者に通知する.
- 自分のグループが本人のみに伝わる
- オフライン評定ワークシートを使えば,参加者別のフィードバックテキストを書くのは容易
- 参加者をMoodleのグループに分ける*1.属するMoodleグループはユーザプロファイル内のコース詳細の欄に表示されるので,そのURL*2を各参加者に通知する(授業内で使うグループである,という説明文は通知内に書く)
- 自分のグループが本人のみに伝わる
- プロファイルを見に行けば他の参加者のグループも知ることができる
- Moodle plugins directory: CSV Enrolls & Groups pluginを使えば,CSVファイルの情報に基づいてMoodleグループを作成することは容易