樋口三郎の授業情報@龍谷大学先端理工学部数理・情報科学課程

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manabaコースニュースリマインダメールにタイトルしか含まれないデザイン意図を邪推

朝日ネットクラウドサービスであるLMSのmanaba.

教員からコースの全参加者に連絡するのに使う掲示板的な機能が「コースニュース」*1. 教員はコースニュースを公開したとき通知(リマインダ)をメールで送る設定ができる. このメールには, コースニュースのタイトル, URLは含まれるが本文は含まれない. これに対して, 学生も教員も投稿できる掲示板(スレッド)のリマインダには本文が含まれる. コースニュースのほうが, 全員が確実に知るべき内容なのになぜ? とずっと疑問に思っていたが, その理由は, 教員側に表示される「コースニュースのその記事を各学生読んだか/読まなかったか」を意味あるデータにするため?(メールで読んだ学生は判別できないから)と邪推.

リマインダメールに強引に情報を注入

自分の場合, 既読情報は重要でない(Teamsとかにも同じこと書くから)ので, とにかく多くの学生さんに伝えたい, ときはコースニュースのタイトルにすべて書いてしまうことがある. するとリマインダメールにその情報が含められる. 特に, manaba のログイン方法が変わってログインできない, けどメールは読める学生さんがいる時期とかはそうしてた. 別ページのURLとかも書いてた.

Moodleにmanabaと同じ振る舞いをさせるには

Moodle で既読率を把握したいとしても, 本文は送らない設定はないと思う. 投稿を1日ごとにまとめて送る機能はあるけど.

リソースの別ページに本文を書き, ニュースフォーラムのポストでは別ページへのリンクだけ書く, 別ページの各学生の活動完了のレポートを確認する, ことで, manaba と同等な既読率把握ができると思われる.

*1:Moodleでいうニュースフォーラム