樋口三郎の授業情報@龍谷大学先端理工学部数理・情報科学課程

樋口三郎の授業情報@龍谷大学先端理工学部数理・情報科学課程

NIIのUPKI電子証明書発行を情報メディアセンターにお願いしてSSLホスト証明書を取得(無料)

学習教育用, や実験室の実験用Webサーバで「httpsを可能にする」SSLホスト証明書を, これまでは業者から買っていたが, 2015年から, NIIUPKI電子証明書発行サービスの申請を情報メディアセンター に取り次いでもらえるようになったというので初めて使用させていただいた. 部署のその時期のお忙しさにも依存するだろうが, 申請書を学内便で送ってから, 2日間くらいで利用可能になった*1. 有効期間は発行日から25か月で固定*2.

申請書内に基本的な説明は載っている. NII側のマニュアルはこれ

情報を仕様に沿った TSV=tab separated values 形式のファイルにまとめて申請しなければいけないが, CSRファイルからTSVの基本形を作ってくれるツールが公開されている.

秘密鍵の作り方は普通.

openssl genrsa -des3 -rand randomfile1:randomfile2:randomfile3 2048 > el.math.ryukoku.ac.jp.key

CSRファイル作成の際には注意が必要.

openssl req -new -key el.math.ryukoku.ac.jp.key -sha1 -out el.math.ryukoku.ac.jp.csr

説明にダイアログの応答方法が書かれているが, Locality Name とかは見慣れないものを指定しないといけない他, STやE-MAILを空にしないといけない. E-MAILはenterだけ押すとデフォルト値の空になるが, STはenter だとデフォルト値の Some-State になってしまう. "." (dot) enter で空であることを明示的に示さないといけない.

Country Name (2 letter code) [AU]:JP
State or Province Name (full name) [Some-State]:.
Locality Name (eg, city) []:Academe
Organization Name (eg, company) [Internet Widgits Pty Ltd]:Ryukoku University
Organizational Unit Name (eg, section) []:Faculty of Science and Technology
Common Name (e.g. server FQDN or YOUR name) []:el.math.ryukoku.ac.jp
Email Address []:.
# 
# Please enter the following 'extra' attributes
# to be sent with your certificate request
# A challenge password []:.
# An optional company name []:.

最終的に得られた証明書は, ブラウザの機能(鍵マークで右クリックなど)を使って, ここで確認できる https://el.math.ryukoku.ac.jp/

2018-08-05更新

有効期限の1か月前=前回申請の1年後になると, NIIの委託先の企業から, 期限の通知メールが来る. そこから期限までまだ1か月の猶予がある.

2018-08-03更新

2018-07-0911:00からは, DNの書き方の仕様が変わったそう.

Country Name (2 letter code) [AU]:JP
State or Province Name (full name) [Some-State]:Kyoto
Locality Name (eg, city) []:
Organization Name (eg, company) [Internet Widgits Pty Ltd]:Ryukoku University
Organizational Unit Name (eg, section) []:Faculty of Science and Technology
Common Name (e.g. server FQDN or YOUR name) []:el.math.ryukoku.ac.jp
Email Address []:
# 
# Please enter the following 'extra' attributes
# to be sent with your certificate request
# A challenge password []:
# An optional company name []:

このため, 2018-07-0911:00以前に発行された証明書を, それ以降に更新することはできず, 再度新規発行が必要だとのこと.

*1:みんながフル利用しはじめたら担当者の方はたいへんだと思う

*2:2年に1か月の余裕があると, 毎年同じ時期に更新すればよいので作業フローの整理上とても助かる

2016年夏の一斉休暇に瀬田学舎1号館で生き延びるには

瀬田学舎1号館の運命はこうなるらしいです.

日程

学科カレンダー https://www.math.ryukoku.ac.jp も参照.

注意事項

  • バスが少ない, ことにご注意.
  • 学生は正面玄関左側や裏側の1-107横の入り口のカードゲートで入館はできるはず.
  • 学割証などの証明書発行機が止まる, ことにご注意.
  • 生協が閉まる, ことにご注意.

数理情報学科ローカル情報

  • 2016-08-111号館5階廊下ワックスがけ(例年はやらない剥離処理といのを行うので, 半日(午後?)5階廊下への立ち入りが完全に禁止されるらしいです)
    • Update: 5階は予定通り終了. 2,3階は2016-08-13?

1-539実験室ローカル情報

2016年9月の成績配布/履修説明会/ガイダンスの日程 - 夏休み明けの大学はいつから?

本来, 日程はここですべてわかるようになったはず.

学部によっては全学ポータルのお知らせに載ってるでしょう.

  • 2016-09-10土 第2学期開始 っていうけど, 成績配布や成績疑義や予備/事前登録が始まるだけ
  • 2016-09-10理工学部 成績配布・ガイダンス・履修説明会 時刻や場所は掲示やポータル参照
  • 2016-09-17土 授業開始

数理情報学科カレンダーも参照

学会全国大会ってどんなのり? 学部生向けガイドツアー

次の学会全国大会で, 学部生向けの学会全国大会ガイドツアーやります.

学部生のみなさんに語りますが, 各学問分野には「学会」という研究コミュニティがあって, 年に1回か2回, 日本国内レベルで多くのメンバーの集まる全国大会(話し言葉ではこの大会を指して「学会」という)がある, という噂は聞いたことがあるかもしれません. 理工学部数理情報学科で関わりの深い学会は, 日本数学会, 応用数理学会, 日本物理学会, 情報処理学会, 電子情報通信学会, 人工知能学会あたりです.

学会全国大会はどういうのりか, 観察してみたいと思う人もいると思いますが, 幸か不幸か, 学会全国大会は滋賀県で行われるとは限りません. ところで, 2016年夏には, 上記のような数理情報学科のメインストリームな学会ではないのですが, 教員志望のみなさんとは無関係ではない, 教育工学系の学会が比較的近い大阪大学豊中キャンパス(阪急石橋,大阪モノレール柴原)で行われます. 学会の会員でなくても, 自由に参加できます.

理解できる?

発表・講演を聴いても全然わからないかも, という心配があるかもしれませんが, 教育系の学会の講演は, 背景や深い目的はともかく, やっていることを少なくても表面的には理解可能で, 勉強になるものが多いです.

お金かかる?

参加費がかかる, という心配があるかもしれませんが, 理工学部の学部生は, 自分で参加費を払った後に理工学会に申請すると, 大会参加費の全額が補助として戻ってきます(交通費は含みません). 書類を書いて教員の印鑑をもらわなきゃいけませんが, お手伝いします.*1

ガイドいる?

受付で手続きした後に何していいかわからない, という心配があるかもしれませんが, ご希望の方には樋口+周辺の人々のガイドでツアーをしたいと思います. 希望の日だけ, 手続きや要所は一緒に参加し, また別のところは自由行動, 自由解散という感じで. ご希望の方, 興味ある人はメールや直接ご連絡ください. 連絡先はhttp://hig3.netに書いてます.

*1:なお, 理工学部の大学院生は, 補助欲しければ自分で発表しろって話です.

理工学会「学生会員の研究・開発活動に対して補助」要項|理工学部|龍谷大学(りゅうこくだいがく)

指導教員と相談したらいいと思いますが, 発表はかなり前から計画するものです. 教育工学会は7月初め, PC Conference は3月末が発表申込締切でした. それ以前に結果が出ている必要があります. また, その時点で学会会員であることが必要であることが多いです.

龍谷大学「学生による学期末の授業アンケート」を manaba course で

学期末の授業アンケートは, 全学で, 2016年度前期末から, Web 上の manaba course で行っています.

  • 各科目=コース内のアンケートでなく, トップの「2016年度第1学期 学生による学期末の授業アンケート」で. 授業中に限らず, いつでもどの科目にも回答できます. 定期試験終了まで.

「学生による学期末の授業アンケート」 | 学修支援・教育開発センター

hig3r.hatenadiary.com hig3r.hatenadiary.com hig3r.hatenadiary.com

基礎セミナー「企業を数理的に調べよう」aka「数理からの就活サポートセミナー」最終回

今年度から始めた3年次基礎セミナー「企業を数理的に調べよう」. 行く人も行かない人も歓迎なのですが, 13名中5名がインターンシップに行きます.

口頭発表は先週やったので, 今日は動画を見てリフレクションしたあと, RECRECレストランパーティールームで昼食会.

RECレストランパーティールーム

  • 会議室という位置づけなので(?), 予約は瀬田事務部.
  • 本来の定員は12人くらいだが, 骨の細い椅子に交換してもらうと, 15人でもはいれました.
  • 今回は昼の時間に大人数ということで前日にあらかじめ全員の注文を申告.
  • 営業は龍谷大学生協.

確率統計☆演習IIで「瀬田龍大生調査プロジェクト」または(量的)社会調査実習zero

確率統計及び演習I,IIではいろんな確率分布を学ぶ+いろんな統計的仮説検定を学びますが, テストに正解せよ的な観点からは, ドーナツやフライドポテトの重さのデータがありました, 的な話になってしまいます. 答えたい問題から帰無仮説/対立仮説を考えて調査を設計するのも大事でしょ, ということで, 今年のIIから「瀬田龍大生調査プロジェクト」をやってます. 標本=授業参加者全体.

70名の参加者を20チームくらいに分けて, TA4名の支援のもとで, 普通教室での普通の授業数回の最後に短時間ずつチーム活動で紙の大福帳とmanaba courseのプロジェクトを何往復かして調査を設計, 今日の計算機実習室の授業1回分で, いっきに, 調査-分析-レポートまでやります.

賞をあげたい問題設定は「牛乳を好きな人は背が高いか」本当は男女の層別で調べるべきでしょうね. そういうところまでは伝えられてないし(社会統計学のすすめでお願いします), 1チームあたり質問紙の設問は2個以内で, って言ったからな〜

本当は口頭発表までやるといいけど, 20チームは無理だとすると, 各チームで動画を撮って提出, 最優秀チームは授業で発表かな〜