昨年度もそんなことを言っていたが, 2015年度あけましておめでとうございます, のご挨拶. といってももう2か月過ぎてますが.
教育レイヤー1=授業
- 2013年は統計の年, 2014年は計算機アーキテクチャの年(1科目だけど気分としては)だったが, 2015年は確率の年.
- 2年連続, 断続的に通算4年担当していたインターンシップが今年はなくなった.
- 2年ぶりに, 他大学向け, 他学部他学科向けの授業がなくなった. 逆に, 数理情報学科の3年生向けの授業が週に3日4個ある…
確率統計☆演習I
後期の数理情報学科2年生向け科目. 担当2年目. 数学系学科の専門科目だが, 測度とか確率空間とかののりではない. 数理統計学でない「統計学」で, 必要な確率は用意するという感じ.
確率統計☆演習II
昨年度の確率統計☆演習Iが3つに分岐する後続科目のうちの1つ. 今年度初めて担当. 多次元の確率変数と, 主要な離散/連続型確率変数のモーメント母関数を利用した扱いと, それに関わる統計的検定.
計算科学☆演習II
昨年度の確率統計☆演習Iが3つに分岐する後続科目のうちの2つ. ここ4年連続で, 断続的にはもっと長く担当している確率過程, 統計解析, 数値計算などの科目. 昨年は共同担当だったが今年は単独担当なので, 量が増えている. 今年度は, 推定と検定を確率統計☆演習I で済ませているという前提に転換したので, 内容をかなり見直し中.
総合演習
ここ2011年度から連続で担当している3年生必修のキャリア教育科目. カリキュラム変更の関係で, 今年度を最後に他科目に吸収されて消滅するので最後の年. でもなかなか改良すべき点が減らない. 2013年度からはMahara, Moodleを使ったグループ共同作業を取り入れている.
理論物理学特論
2014年は前期だったが, 科目数バランスの都合で後期に移った. 内容としては初めてのもので, 一般化線形モデルを通して統計モデルを説明する予定.
教育レイヤー2
理工学部 教務委員会 共通的科目運営委員会(数学)
龍谷大学理工学部では, 微積分, 力学などの基礎科目も学科別にカスタマイズされていて学部共通ではない. しかし, 入学直後のプレイスメントテストなど, 一部学部共通の活動があり, そこを担当している. また今年度は, 学部共通でeラーニング的なものを使おうという計画が進んでいる.
樋口は数学の学科にいる非数学者だが, 一時的な代理として, 委員会の代表をやることに.
理工学部 教務委員会 高大接続教育WG
付属校などには推薦入試前から, 指定校推薦の指定校には推薦入試後から, 行っている入学前教育の, 数学の担当.
教育レイヤー3
教務委員(学科)
教育コーディネーションの委員. 2年任期の2年目. 1年目は, 2年目に向けての時間割編成やTAの雇用と割当計画などを中心にやっていたが, 2年目は, 直接学生さんをサポートできるアクションがあって楽しい. ちょっとだけレイヤー2の仕事もあって, 最近の懸案は Math ラウンジというラーニングコモンズのミニチュアの運営.
メディア教育委員(学部)
全学の計算機実習室や情報インフラを運営する情報メディアセンターの運営を決めるメディア教育委員会に学部から派遣される委員. 樋口は何回か断続的に担当している. 樋口は情報の学科にいる非計算機科学者, 計算機ユーザだが, ユーザ側の視点が期待されているのかなと思っている.
FD企画推進委員(全学)
龍谷大学学修支援・教育開発センターのadvisory board的な(?)全学の委員. 2年任期の2年目. 昨年度まではいわゆるFDセンターだったが, 今年度からは学生さんを直接支援する機能が付加され, 深草学舎ラーニングコモンズの中のスチューデントコモンズを運営している. ただし, 瀬田学舎ラーニングコモンズのスチューデントコモンズの運用は, 情報メディアセンターが担当することになっている(学修支援・教育開発センターに瀬田ブランチオフィスがないから).
この他の活動
この他の活動もあるわけだが, ここでは書きたいことだけ.
今年度もよろしくお願いします. なお, ここに書いた抱負は後から改竄することがあります.