先端理工学部数理・情報科学課程で気になる検定・資格 - 樋口三郎の授業情報@龍谷大学先端理工学部数理・情報科学課程

もちろん学士号や教員免許(中高数学,高校情報)は気になるんですが, 以下は在学中に大学以外の試験を受けるようなもの.

数学検定 (実用数学技能検定)
- 1級は数理情報学科の数学系の1,2年次科目で十分にカバーされています. これまでのところ, 偏微分や重積分や行列式は必ず出題されますが, 抽象数学のりの問題(実数論とか, 位相とか)は出題されないようです.
- 準1級は高校修了程度, 2級は高校2年程度ですが, 数学の教員をめざす人は, このフィールドでも高いパフォーマンスを示すべきでしょう.
- 数理情報学科では, 定期的に数学検定団体受検をやってます.
統計検定
- 統計検定と数理情報学科における統計学カリキュラム - 樋口三郎の授業情報@龍谷大学先端理工学部数理・情報科学課程とかで書いてますが, 生活の中の統計技術で3級と, 2級の一定部分, 確率統計☆演習Iで2級, 確率統計☆演習IIと計算科学☆演習IIで準1級の一定部分がカバーされる感じでしょうか.
- 3級は新課程の高校の統計+αです.
ビジネス会計検定
- 総合演習で学ぶ企業会計から, 少し前進すると, 3級になるでしょう.
- 経営方向の人々は簿記系の資格重視ですね. 簿記は帳簿を作るためのローカルルールを固めていく感じで, 経理の人には必要なのでしょうが, 経営者(や求職者)はもっと俯瞰的な視点で, だれかが書いてくれた報告書を読んで数理的に企業の状況を理解することだけでいいと思えます. 総合演習もそういう考え方でやってます.
基本情報技術者, 応用情報技術者, ITパスポート, …(情報処理技術者試験)
- 基本情報技術者の午前試験には, 情報処理の基礎に始まる計算機システム系の知識の準備, 午後試験には計算機基礎実習に始まるプログラミング系の技能が必要で, 科目内の学習だと, 3年次くらいで基本情報技術者を取ることになるでしょう. 自分で勉強していたら, もっと早い段階で取得して, 応用情報技術者やもっと先に進んで欲しいですね. ネットワーク, データベースの授業は1科目ずつです.
https://www.pythonic-exam.com/exam:title
工学系数学統一試験 EMaT
- 分野を選んで受験できます. 結果は級でなく点数です.
- 分野で言うと, 線形代数と微分積分は線形代数及び演習I,II, 微積分及び演習I,IIに相当. 常微分方程式は物理数学及び演習IIと数理モデル基礎及び演習Iに相当. 確率・統計は確率統計及び演習Iに相当.
語学系はここには書きません

以前に��i��낤! ��w�� J��wみたいなページも作ってたけど, 資格事情・カリキュラムの更新に追随できてませんでした…