以前にも載せてましたが, 数理情報学科の確率統計(系科目)との内容のマッピングで, 科目の内容を最近のものに更新+誤りもちょっと修正.
二項分布は確率統計及び演習Iでやるようになりました. 時系列解析は, 計算科学☆演習Bで扱うようになりました(が, 自分で勉強してもなんとかなりそう).
確率統計及び演習I(2016)で○がついてない(そして実際に出題されている)ところをカバーしろってことですよね.
不足分を補うための教材をLearn Math Moodleに制作中です.
統計検定2級出題範囲表(統計検定公式ページ) http://www.toukei-kentei.jp/wp-content/uploads/grade2_hani_140901.pdf
2級
大分類 | 小分類 | 事項 | 生活の中の統計技術(2016) | 確率統計及び演習I(2016) | 確率統計及び演習II(2016) | 計算科学及び実習B(2016) | 大学院科目群 |
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データソース | 身近な統計 | 調べる場合のデータソース、公的統計など | |||||
データの分布 | データの分布の記述 | 質的変数(カテゴリカル・データ) | ○ | ||||
データの分布 | データの分布の記述 | 量的変数(離散値、連続値) | ○ | ○ | |||
データの分布 | データの分布の記述 | 棒グラフ、円グラフ | ○ | ||||
データの分布 | データの分布の記述 | 幹葉図 | ○ | ||||
データの分布 | データの分布の記述 | 度数分布表・ヒストグラム、 | ○ | ○ | |||
データの分布 | データの分布の記述 | 累積度数グラフ | ○ | ○ | |||
データの分布 | データの分布の記述 | 分布の形状(右に裾が長い、左に裾が長い、対称、ベル型、一様、単峰、多峰) | ○ | ||||
1変数データ | 中心傾向の指標 | 平均値 | ○ | ○ | |||
1変数データ | 中心傾向の指標 | 中央値、最頻値(モード) | ○ | ○ | |||
1変数データ | ばらつきの指標 | 分散(n–1で割る)、標準偏差、範囲(最小値、最大値)、四分位範囲(四分位偏差) | ○ | ○ | |||
1変数データ | ばらつきの指標 | 箱ひげ図 | ○ | ○ | |||
1変数データ | ばらつきの指標 | ローレンツ曲線、2つのグラフの視覚的比較、カイ二乗値(一様な頻度からのずれ) | |||||
1変数データ | 中心とばらつきの活用 | 偏差 | ○ | ||||
1変数データ | 中心とばらつきの活用 | 標準化(z得点) | ○ | ||||
1変数データ | 中心とばらつきの活用 | 変動係数 | ○ | ||||
1変数データ | 中心とばらつきの活用 | 指数化 | |||||
2変数データ | 散布図と相関 | 散布図、相関係数、共分散 | ○ | ○ | |||
2変数データ | 散布図と相関 | 層別した散布図、相関行列、みかけの相関(擬相関)、偏相関係数 | |||||
2変数データ | カテゴリカルデータ | 度数表、2元クロス表 | ○ | ○ | |||
データの活用 | 単回帰と予測 | 最小二乗法 | ○ | ○ | |||
データの活用 | 単回帰と予測 | 変動の分解 | ○ | ||||
データの活用 | 単回帰と予測 | 決定係数、回帰係数 | ○ | ○ | |||
データの活用 | 単回帰と予測 | 分散分析表、観測値と予測値、残差プロット | ○ | ○ | |||
データの活用 | 単回帰と予測 | 標準誤差 | |||||
データの活用 | 単回帰と予測 | 変数変換 | ○ | ||||
データの活用 | 時系列データの処理 | 成長率、指数化、幾何平均、系列相関・コレログラム、トレンド、平滑化(移動平均) | ○ | ||||
推測のためのデータ収集法 | 観察研究と実験研究 | 観察研究、実験、調査の設計、母集団、標本、全数調査、標本調査、ランダムネス、無作為抽出 | |||||
推測のためのデータ収集法 | 標本調査と無作為抽出 | 標本サイズ(標本の大きさ)、標本誤差、偏りの源、標本抽出法(系統抽出法、層化抽出法、クラスター抽出法、多段抽出法) | |||||
推測のためのデータ収集法 | 実験 | 実験のデザイン(実験計画)、フィッシャーの3原則 | |||||
確率モデルの導入 | 確率 | 事象と確率、加法定理 | ○ | ○ | |||
確率モデルの導入 | 確率 | 条件付き確率、乗法定理、ベイズの定理 | ○ | ||||
確率モデルの導入 | 確率変数 | 離散型確率変数 | ○ | ○ | |||
確率モデルの導入 | 確率変数 | 連続型確率変数 | ○ | ○ | |||
確率モデルの導入 | 確率変数 | 確率変数の期待値・分散・標準偏差 | ○ | ○ | |||
確率モデルの導入 | 確率変数 | 確率変数の和と差(同時分布、和の期待値・分散) | ○ | ||||
確率モデルの導入 | 確率変数 | 2変数の共分散・相関 | ○ | ||||
確率モデルの導入 | 確率分布 | ベルヌーイ試行 二項分布 | ○ | ||||
確率モデルの導入 | 確率分布 | ポアソン分布、幾何分布 | ○ | ||||
確率モデルの導入 | 確率分布 | 一様分布 | ○ | ||||
確率モデルの導入 | 確率分布 | 指数分布 | ○ | ||||
確率モデルの導入 | 確率分布 | 正規分布 | ○ | ○ | |||
確率モデルの導入 | 確率分布 | 2変量正規分布 | ○ | ||||
推測 | 標本分布 | 独立試行 | ○ | ○ | |||
推測 | 標本分布 | 標本平均の期待値・分散 | ○ | ○ | |||
推測 | 標本分布 | チェビシェフの不等式 | ○ | ||||
推測 | 標本分布 | 大数の法則、中心極限定理 | ○ | ○ | |||
推測 | 標本分布 | 二項分布の正規近似 | ○ | ||||
推測 | 標本分布 | 連続補正 | |||||
推測 | 標本分布 | 母集団、母数(母平均、母分散) | ○ | ||||
推測 | 標本分布 | 標準正規分布、標準正規分布表の利用 | ○ | ○ | |||
推測 | 標本分布 | t分布 | ○ | ○ | |||
推測 | 標本分布 | カイ二乗分布 | ○ | ○ | |||
推測 | 標本分布 | F分布表の活用、上側確率点(パーセント点) | ○ | ||||
推測 | 標本分布 | 上側確率点(パーセント点) | ○ | ||||
推測 | 推定 | 点推定、推定量と推定値 | ○ | ||||
推測 | 推定 | 有限母集団 | |||||
推測 | 推定 | 一致性、不偏性 | ○ | ||||
推測 | 推定 | 信頼区間、信頼係数 | ○ | ○ | |||
推測 | 推定 | 正規母集団の母平均・母分散の区間推定 | ○ | ○ | |||
推測 | 推定 | 母比率の区間推定 | ○ | ||||
推測 | 推定 | 相関係数の区間推定 | |||||
推測 | 推定 | 正規母集団の母平均の差・母分散の比の区間推定 | ○ | ||||
推測 | 推定 | 母比率の差の区間推定 | ○ | ||||
推測 | 仮説検定 | 仮説検定の理論、p値、帰無仮説と対立仮説 | ○ | ||||
推測 | 仮説検定 | 両側検定と片側検定 | ○ | ||||
推測 | 仮説検定 | 第1種の過誤と第2種の過誤、検出力 | ○ | ○ | |||
推測 | 仮説検定 | 母平均の検定 | ○ | ○ | |||
推測 | 仮説検定 | 母分散の検定 | ○ | ||||
推測 | 仮説検定 | 母比率の検定 | ○ | ||||
推測 | 仮説検定 | 母平均の差の検定(分散既知、分散未知であるが等分散、分散未知で等しいとは限らない場合) | ○ | ||||
推測 | 仮説検定 | 母分散の比の検定 | ○ | ||||
推測 | 仮説検定 | 母比率の差の検定 | ○ | ||||
推測 | 仮説検定 | 適合度検定 | ○ | ||||
推測 | 仮説検定 | 独立性の検定 | ○ | ||||
線形モデル | 回帰分析 | 回帰直線の傾きの推定と検定 | ○ | ○ | |||
線形モデル | 回帰分析 | 重回帰モデル、偏回帰係数 | ○ | ||||
線形モデル | 回帰分析 | 回帰係数の検定 | ○ | ○ | |||
線形モデル | 回帰分析 | 多重共線性 | ○ | ||||
線形モデル | 回帰分析 | ダミー変数を用いた回帰 | ○ | ||||
線形モデル | 実験計画の概念の理解 | 実験、処理群と対照群、反復、ブロック化、一元配置実験 | |||||
線形モデル | 実験計画の概念の理解 | 3群以上の平均値の差(分散分析) | |||||
線形モデル | 実験計画の概念の理解 | F比 | |||||
活用 | 統計ソフトウェアの活用 | 計算出力を活用できるか、問題解決に活用できるか | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |