樋口三郎の授業情報@龍谷大学理工学部数理情報学科

授業情報@龍谷大学理工学部数理情報学科

情報メディアセンターと理工学部の計算機実習室の閉室, 情報メディアセンターMoodleの停止(2018年2月)

全学ポータルで通知が出ていますが, 期間 2018-02-26--2018-03-02 は,

  • 情報メディアセンターの計算機実習室(セルフラーニング室を含む)が閉室するそうです.
  • 理工学部のl-612計算機実習室は2018-03-02のみ閉室します.
  • 情報メディアセンターのMoodleも停止するそうです.
  • 他にも特定の日にOffice365などが止まるそうです.

Gmailや, 理工学部の研究室・実験室のネットワークには影響ありません.

大学院入学試験+数理情報学科学力認定試験を実施(2018年2月)

今日は大学院入試と数理情報学科の学力認定試験.

学力認定試験は, 来年6月の大学院修士課程推薦入試への出願資格を判定するため, また奨学金推薦順位を決めるための一要素を測定するための, ものです.

学力認定試験を受験しなくても, または成績が不十分でも, 科目の平均点などほかの条件をクリアしていれば大学院推薦入試経由で大学院修士課程に進学できます. また, 推薦入試と無関係に, 4年次の9月と2月(=今回)にある普通の大学院入試を受験して大学院修士課程に進学できます.

博士課程は, この回が唯一の受験機会ですが, ふつうはだいぶ前から予定指導教員と相談しておくんでしょうね.

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2018年度の学年暦の公開 - 2018年度の授業, 試験, 休み, 祝日授業実施日はいつ?

2018年度の学年暦が公開されました. 学年暦は, 授業期間, 試験期間, 集中講義期間, 休み期間, 祝日休日だけど授業のある日, などがカレンダー上に記されたものです.

2017年度の特別研究審査会 + 新旧特別研究メンバー合同ミーティング 実施レポート

2018-02-06火に, 特別研究(卒業研究)メンバーの発表(=特別研究審査会)がありました*1. 卒業論文タイトルはこちら. 途上でいろんなことを教えてもらいました. 学科の優秀プレゼンテーション賞をもらう人もいるらしいです. すばらしい.

  • Web上の会社概要から比較表を生成するWebアプリケーション
  • 複数の授業を統合し出席を管理するシステム
    • ファイルアップロード時の一時ファイルの扱いのことを教えてもらいました.
  • Phaser を用いたゲーム制作Webアプリケーションの開発
  • Moodle の chat 型意見投稿プラグイン開発
  • ゲーミフィケーションを用いた個別学習塾に おける生徒の学習意欲の維持・向上の為の Moodle の学習ポイント管理 Plugin
    • Moodle のブロックプラグインと, 自動インストール設定のことを教えてもらいました.
  • LINEとMoodleを用いたQuiz出題解答システム
    • LINE Messaging API で replyToken をデータベースに記録して特定のユーザとトークすることを教えてもらいました.
  • LINE Messaging APIぐるなび Web Serviceを用いたレストラン検索システム

その後, 2018年度の特別研究メンバーと現メンバーとのミーティング. 樋口はスケジュールと研究テーマ案を熱く語りました. 現メンバーは, 特別研究の奥義を語ってくれたものと思います. 夜は, Team539 始まって以来の3,4年生合同の振り返り, aka「追いコン(学部)」 寄せ書きももらいました. ありがとう〜

3年生には, ここの発表の他に, 他研究室の発表も1か所くらい行くといいね, と言ってたのですが, 間違えて他学科の発表にお邪魔していた人がいたことが発覚. むしろそのほうがよかったかも(多様性の面から). 来年からはスケジュールを調べて推奨しようかな. こちらも学内の他学部他学科他学年の方の参加(=聴講+評価への参加)歓迎です.

*1:来場者による発表のルーブリック評価も地味にやってました

計算機実習室でWeb/ファイル非参照テスト(CBT) using Safe Exam Browser + Moodle

2017年4月から, 龍谷大学瀬田学舎情報メディアセンターの実習室にインストールされているWindows 用アプリ Safe Exam Browser =SEB (2.1.3)の説明です. 紙やWeb(Moodle)で出題した問題で, Moodleに解答入力してもらう, ただし解答入力以外のコンピュータの使用を禁止する, ような定期試験に使います.

機能

SEBはWebブラウザですが, ユーザがMoodleに接続し小テスト(Quiz)の受験を開始した後は, (適切に設定してあると)コンピュータのスクリーン全体を占有し, 選択肢選択, テキスト入力など, Quiz受験に必須なもの以外のすべての操作をトラップし*1, ローカルファイルやWebの参照やローカルアプリの実行をできなくします. すなわち, Safe Exam Browser=SEB は, LMSで非参照試験を行うための, テスト専用Webブラウザです. LMS Moodle (情報メディアセンターでも運用しています)では, 特定の小テスト(Quiz)を, SEB経由でしか受験できないように設定できます.

使用方法(学生向け)

計算機実習室で小テストを受験するのに, ChromeなどのブラウザでMoodleにログインして小テストのアイコンをクリックするのではなく, 教員から何らかの方法で提供される, *.seb というファイルをダブルクリックします. Safe Exam Browser が起動し, 現れるログインページでMoodleにログインし, スクリーンの指示に従います. 受験を完了した後は, 電源ボタンのようなアイコンでデスクトップに戻ります.

使用方法(教員向け)

  1. Moodleで小テストを作ります. 小テスト管理>受験に関する特別制限>ブラウザセキュリティ で「Safe Exam Browserの使用を必要とする」を選びます*2. URLをメモします.
  2. 教材作成室または計算機実習室の SEB Config Tool *3で, *.seb ファイルを作ります. 最低限必要な設定は, 次です*4.
    1. パスワード(ファイルを暗号化するためのもので, 後で教員が編集する際に必要. 学生には無関係)
    2. 上でメモした小テストのURL
  3. 試験時間に, 学生に *.seb ファイルを配布します. 例えば, Moodle 上や Rドライブで.

使用方法(管理者向け)

計算機実習室では, すでに設定済みなので一般学生・教員が気にすることはありませんが, たぶん, 次のようなことをされたのだと思います. 1. SEBSEB Config Tool に対になる暗号鍵を組み込む. 1. SEBSEB Config Tool をインストールするのはもちろん, SEBと連携して(Control-Alt-Deleteを禁止ししたりする)サービスをインストールして常時起動する.

計算機実習室でカジュアルな CBT=Computer Based Test を実施するには(長いです)

試験の解答方式には, (1)多肢選択, (2)語句記述, (3)文章記述, (4)数値記述, (5)数式記述, (6)描画 (7)プログラム作成などがあります. 定期試験などでは, ふつうはこれらを紙に筆記用具で解答して提出します. (1)-(4)は, LMS(学習支援システム)が問題として出題でき, また多くの学生がタイプによる回答に困難を感じないものです. コンピュータに直接回答してもらったら, 紙はいらないし, そのままデータになります*5. なお, 問題文の提示はLMS上, 紙上, 黒板上のいずれでも行えます.

コンピュータへの回答してもらう上で, 障害になるのが参照条件です. 教科書ノート参照不可で試験をする場合, 通常は人間の試験監督が, この条件が守られていることを検証します. コンピュータを回答に使う場合, ローカルファイルの参照, ローカルアプリの使用, Webの参照, メールなどによるコミュニケーション*6の参照可否を決める必要がありますが, これらを禁止する場合, 本のような物理的実態がないため, 人間の試験監督が検証するのはより困難です*7. さらに, Web上で動作する LMSでは, 試験監督のいる試験場外からの受験を禁止する必要があります.

これらには次のような解決がありえますが, 設定・検証するのには労力が必要です.

  • ローカルファイルの参照の禁止は, 初期化された受験専用アカウントを使用することで実現できます.
  • ローカルアプリの使用, Webの参照, メールなどによるコミュニケーションは, ローカルPC上の授業支援ソフトウェア(CaLaboなど)を適切に設定すると禁止できる場合があります*8.
  • 試験場外からの受験は, MoodleなどのLMSの設定で, IPアドレスベースや, その場で与えるテスト専用パスワードで制限できることがあります.

これらを一括して, 別のレイヤーで解決する策として, テスト受験中はコンピュータの画面を占有し, 選択肢選択, テキスト入力以外のすべての操作をトラップするような, テスト受験専用ブラウザを利用するというものがあります*9. 上記SEBはその例です.

コンピュータを使ったプログラミングの試験, 製図の試験なども考えられます. この場合が, SEBはこのような場合にも利用できます*10.

*1:設定で範囲を指定できます. Control+Alt+Deleteも「無効」にします

*2:MoodleMoodle plugins directory: Safe Exam Browser quiz access ruleがインストールされていると, Allowed Browser Exam Keyを指定して, より安全な設定ができます

*3:自分で別の場所にインストールしたものではだめです. 計算機実習室の SEB, SEB Config Tool には, 対になった暗号鍵が組み込まれています.

*4:学内の方は, 個人的にご連絡くださればサンプルファイルをお渡しします

*5:場合によっては自動採点もできます.

*6:今となってはWebの参照との区別の境目はあいまいです

*7:ログから事後に検証できることはあります.

*8:CaLaboでには, URLのホワイトリスト, ブラックリストを設定できます

*9:Moodle本体だけでも, 小テスト管理>受験に関する特別制限>ブラウザセキュリティ で「JavaScriptセキュリティを含むフルスクリーンポップアップを必要とする」である程度の対策ができます

*10: (5)-(6) は単純なタイプでなく, 作成・検証する専用のソフトウェアを実行し, 場合によってはファイルアップロードで回答するほうが普通でしょう. 授業支援ソフトウェア, SEBは, これらのうち特定のものだけを禁止・許可することができます.

卒業/修了時のデータバックアップ(2018年3月)

現時点ではまだ情報メディアセンターのサービスやデータやメールアドレスは卒業後は使えなくなります*1. データをバックアップしておきましょう. 卒業式の日やその後も自習室は開いていますが, その日は何かと忙しいので, 今のうちにやっておきましょう.

Gmail, Google Drive, G-Suite のバックアップ

  • Gmail・Google ドライブのデータをダウンロードする方法について - Info Fukakusa
  • 卒業前に Gmailの転送設定をしておくと, 卒業後も転送を受けることができます. Gmailアドレスでサービスに登録している人は必須.
  • 年度末に退学する場合には, GmailGoogle Apps の1か月の猶予はなく, 3月31日に有無を言わさず無効化されるらしいです*2. 何とか生の場合も? 大注意.
  • 大学院進学などでひきつづき在学する方も, アカウントとしては, 廃止-新規であり, バックアップ-リストアが必要なのでご注意.

他にバックアップするもの

  • Manaba course
  • OneDrive*3
  • Qドライブ 実習室でメディアにコピーするのが現実的でしょう
  • Linux home (理工学部) 実習室でメディアにコピーするのが現実的でしょう
  • 樋口のMoodle (樋口の授業に参加した人)
  • 樋口のeポートフォリオ Mahara (樋口の授業に参加した人) *4
  • 研究室のプロジェクトに参加していた人は, データやソースや資料や装置やドキュメントの引き継ぎがあると思います

hig3r.hatenadiary.com

*1:教育系情報サービスの利用停止日および必要データの退避について案内文書が卒業可否通知に同封されるそうです

*2:銀赤の全学認証を経由していくWebインターフェースはだめだけど, Google Apps側は無効化されていなくて, IMAPとかでは使えるという説

*3:Office のアプリも使えなくなります

*4:Maharaはeポートフォリオのコンテンツのポータビリティを保証するためのLeap2Aフォーマットでのエクスポートに対応しています

コンテスト紹介: CCCマーケティング Data Democracy Days

コンテストというべきかインターンシップというべきか. 2月中旬までに志望動機やスキルを記して(分析や提案はしないで)応募して, 選考を通過すると, 3月中旬から4月上旬まで, 現地で分析と提案を行うというもの.

提供予定データ:T会員6,500万人の購買データ(ID-POSデータ)など

ってのがすごい.

個人情報保護法的に問題ない形で実施するのは, 主催者の責任であって, 応募者の責任ではないのでしょう. まあでも自分のTカードのことは気になりますね.

www.cccmk.co.jp