昨年度に続いて, 理工学部FD報告会では朝日ネットのインストラクタ(?)の方をお招きして manaba course の話.
理工学部 FD報告会 / FD研修会 参加レポート - 樋口三郎の授業情報@龍谷大学理工学部数理情報学科
今年度は, 計算機実習室を会場にしてワークショップ形式で. manaba course の小テストはまったく使っていませんでしたが, 今回の説明でだいぶ様子がわかりました.
Moodle などの LMS では, 小テスト Quiz と 問題(バンク) Question (Bank) の2つの階層になっていることが多いですが, それと対比してみると. manaba では 1階層方式と2階層形式が混在しています.
manaba course で小テストとよばれるものは, (狭義の)小テスト形式とドリル形式に分けられる.
狭義の小テスト形式では, 1階層で, 1個の小テストは1個のHTMLファイルで表現される. HTMLファイルの中に, 問題(や正解)が1ブロックとして書かれる. manaba のアンケートと同じ作り.
ドリル形式では, 2階層で, コースにひとつのドリル形式専用のQuestion Bankがあり, そこから複数のドリルを作成できる. この各 item は小テスト形式としては出題できない.
Moodle でも, Feedback や Questionnaire は manaba の小テストのような1階層の(item bankはない)モデルですよね. 外側だけ見ている人としては, これらは Quiz の特殊なものとして2階層で実現することもできるように思えてしまいます.