サイトライセンスにより, Mathematica 6.0日本語版を入手した.
Version 6になって, Wolfram Mathematica というようにWolframが冠されるようになった?
最近のMathematica は, 以前Non-Conforming Network(NCN)と言っていた,常時ネットワークにつながっているわけではない共通パスワードタイプのバイナリが普通になってきて, 無印(限定的形容詞なし)で呼ばれるようになったみたい. Network and Single Machine License のほうはその旨記されている.
(少なくとも)サイトライセンスの場合, NCNのPasswordは1年更新で, 5.2と6.0で異なる.
5.2から6.0にバージョンを上げるに伴い, Fedora Coreにmathlm6をインストールした. サポートされてないDebianにインストールするときは, いろいろscriptをだます必要があったが, さすがにサポートされてるFedora Coreではインストーラに従うだけである。
6.0のカーネルやフロントエンドをネットワークライセンスでmathlm5.2で使おうとすると,バージョンが古い,というエラーを出す. 逆に5.2のカーネルやフロントエンドはmathlm6で使える.
WindowsやMacのフロントエンドから,バインドするmathlmサーバを変更することはできないみたい. サーバが止まっていたりしたときに出るエラーダイアログからは変更できる。
5.2まではどのサーバにバインドしてるか確認することすらできなかった(サーバログをチェックするしかない?)が,6.0では, たとえばMac版の場合,「Mathematicaについて」の「詳細」からサーバ名を確認できる(変更はできない).
Linux版ではmathpassファイルを書き換えることによりサーバを指定できる. サーバを複数行書くと,上から順に試してくれるみたい。Mac OS Xでも/Library/Mathematica/Licensing/mathpassを書き換えればよい. /Application/Mathematica.app/Configuration/Licensing/ はデフォルトでは使われない