要約
- 龍谷大学 G Suite を使って動画共有とストリーミング配信をすることができる.
- 教員・学生は, 龍谷大学 G Suite の Google Drive にMP4, AVI, WMVなどの形式のファイルをアップロードし, 右クリックで表示されるメニューから「共有」を選ぶ.
- 「共有」から設定することで, 特定の範囲のユーザ(G Suite でないGoogleアカウントを指定することもできる)だけに動画をストリーミングで公開することができる.
- これは情報メディアセンターが2019年度に推奨している方式.
- 再生してもらうには, 共有相手がG Suite ユーザならGoogle Drive上でダブルクリックしてもらう, G Suite ユーザでないなら, 共有URLを伝えてブラウザから再生する.
例 https://drive.google.com/open?id=0B3wSK7Y7m0mPTHBuYkRuR0N5SWs
比較(YouTube) A cylinder or a box, an ambiguous surface - YouTube
- スマホからも再生可能.
- 1ファイル(?)の上限は5TB
- 帯域や合計ファイルサイズの制限はない
YouTube でできることできないこと
教員・学生が動画を教員・学生・学外に対して発信したい場合, もちろん YouTube で一般アカウント*1を取得して, 動画を一般公開することができる(入試部も受験生向けにそのようにしている).
学生が教員に課題として提出するには, 学生が YouTube の一般アカウントを作成し, 教員に動画のリンクを通知すればよい.
YouTubeで, 不満になるかもしれない点
- 公開する相手を制限する方法が「制限公開」(秘密URL)しかない
- 授業を履修している学生のみに公開したいときは不便. そのURLをmanaba courseに貼っておく, くらいだろうが, 転載される危険がある
- 動画の長さに制限がある
- 学生からの動画作成には, 学生に YouTube アカウントの作成を要求する必要がある
ユースケースごとの G Suite 使用方法
- 学外一般向けの動画公開
- 共有から一般公開
- 授業履修者に限定した動画公開
- 共有で履修者全員のG Suite アカウント(@mail.ryukoku.ac.jp) を指定する
- 複数の動画に同じ学生リストを指定する場合にはたいへん(特に, 後からリストに増減がある場合など). 授業に対応する G SuiteのGoogle グループを作って, グループを登録する方が便利.
- 共有で履修者全員のG Suite アカウント(@mail.ryukoku.ac.jp) を指定する
- 学生(グループ)の課題としての動画提出
- 学生が教員の G Suite アカウント(@mail.ryukoku.ac.jp) や Gmail アカウントを指定して共有(整理のためにはさらに manaba でURLを提出するといいかも)
上の方法による G Suite での動画共有でできない(けど YouTubeならできる)こと
- 複数の動画をチャンネルやプレイリストにまとめる(GoogleドキュメントにURLを列挙して公開することは可能)
- 視聴者が動画, コメントに対して Good, Bad で評価する
- 視聴の統計データを得る(サイト管理者設定でできるようになるらしい)
- 字幕をつける
- 動画の最後にカードを出す
- オンラインで編集する
- 共有やWebページ埋め込み用のコードを生成する
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