龍谷大学 manaba course には, すべての授業科目に対応したコースが学期ごとに作られ, 学務システムの履修登録が毎日反映して学生がコースに登録される.
manaba のユーザは下の通りだそう.
- メディア教育支援サイトは終了いたしました
対象者 学部生、大学院生、留学生別科生
授業担当教員(非常勤講師含)
事務職員
※特別専攻生、研究生、科目等履修生、単位互換生は原則利用できません。ただし、科目等履修生、単位互換生につきましては、各キャンパスの情報メディアセンターにて、以下の申請を行うことで、利用可能となります。
科目等履修生:全学統合認証IDの発行申請
単位互換生:全学統合認証ID発行および受講する科目の申請
しかし, 授業科目は担当教員と学生だけで成立するわけではない. 学内/学外のTAや教育補助員, ゲストスピーカーなどが manaba course の科目のコースに参加するのが適切な場合もあるだろう.
また, ゼミのように, 学務システム上に存在する科目1個と対応するわけではない学習コミュニティで manaba course のコースを利用したい場合もあるだろう.
ここでは, 過去の記事*1を更新し, 既存のコースに履修登録した学生でないユーザを追加する方法, manaba course のコースを新設する方法を説明する
以下いずれも, 教員が, 学部教務課の「manaba担当」の事務職員の方に依頼して, 所属長=学部教務課長と manaba担当者の印を押した申請書を, 教務課から情報メディアセンターに送っていただくことで実行する*2. 様式は学部教務課にファイルで備えられている. 情報メディアセンターに届いた後は1日程度で反映されるよう.
1. manaba course そのものにユーザ登録のない人をユーザ登録する
→ [様式1]manaba course 臨時ユーザ利用申請書
ユースケース
学外のTAや教育補助員, ゲストスピーカー.
なお, 特別専攻生、研究生、科目等履修生、単位互換生については, 上記の様式によらず, (教員ではだめで)本人が情報メディアセンターに行って上記の「全学統合認証IDの発行申請」等を行えばよい.
2a. 科目に対応する, 既存の manaba course のコースに, もとからのユーザや, 1で登録されたユーザを追加する
→ Update(2019-09-01) コース設定 > コースメンバー登録 で教員の操作だけで行えるようになった. [様式2]manaba course 正規授業外コース利用申請書 を申請区分=修正 で.
ユースケース
なお, 複数コースのユーザを統合して1コースにまとめる目的なら, 申請なしで教員がコース上で行える, コースリンクを行うほうが簡単.
2b. 科目に直接は対応しない, 新規の manaba course のコースを作成し, もとからのユーザや, 1で登録されたユーザを追加する
→ [様式2]manaba course 正規授業外コース利用申請書 を申請区分=新規登録で.
ユースケース
- 正規授業と無関係な学習活動等に使う場合.
- 教員-事務職員-学生で English Lounge 運営に使われた(使われている?)例があるそう.
- 正規授業に対応するコースは学期ごとにリセットされる(消去はされないがアーカイブされて閲覧のみになる)のに対し, ここで申請したコースはリセットされない(ようにできる). たとえば, ゼミ, 研究室活動用のコースを年度をまたいで継続したい場合には, この申請によりコースを作成するのが便利.
*1:龍谷大学 manaba course の科目にはTAや履修登録していない学生等も登録できる - 樋口三郎の授業情報@龍谷大学理工学部数理情報学科
*2:情報メディアセンター(メディア)に, 教員から直接でなく, 教務課経由でする届というのは初では? この制度設計は…