龍谷大学学修支援・教育開発センターの自己応募研究プロジェクトは「学内の個人又はグループに対して、授業・教材等の研究開発を奨励し、それに係る経費を支援する」もの. 成果は応募者が自由に発表できるが, 少なくとも学内で中間報告会または公開授業, 年度末にポスター展示を行うことになっている.
2015-12-07に, プロジェクト「数学学習・教育用ソフトウェア「GeoGebra」を用いた教材開発とテキスト作成」の中間報告会としての公開授業が行われたので参加してきた. GeoGebra には表計算の機能が備わり, Excelでいう分析ツールをより動的に高機能にした1変数, 多変数統計の機能が備わる. 生成された統計グラフをグラフィクスビューにコピーしてさらに加工することもできるとのこと. 授業内では, 学生さんが自ら生成/入力した「物理的」データをGeoGebraで整理することを行われていた. 樋口の確率統計☆演習Iでも共通する活動を行っているが, こちらは, 「サイコロ的」データ, 「社会科学的」データ中心だなあ.
