樋口三郎の授業情報@龍谷大学先端理工学部数理・情報科学課程

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高等学校数学教員向けの いしかわ師範塾 プレミアム研修 で講演

石川県教育委員会教員指導力向上推進室 の運営されているいしかわ師範塾 では, 教員志望の大学生や現職の教員などの参加する様々な活動を行っていらっしゃいます.

このたび, 現職の高等学校数学教員向けのプレミアム研修のうちの1回として, 数式の美しさに気づく数学教育というシリーズの中の「生活に活きる数学」というタイトルで1日講演させていただきました. 内容は, 積分のダイアグラム展開と生成関数, 中間値・不動点の定理, などで, 中身を見ていただくと「生活に活きる」となんとか接続しています.

現職の高等学校教員の方々とこういう形で会話させていただくのは樋口にとって貴重な機会で, 参加された教員のみなさま, 師範塾のみなさまには大変感謝しています. 参加者の方から見ると, この時期に1日空けて研修に来られるのはきっとたいへんだったことでしょう…

以下は樋口側の個人的な感想です. 樋口は経験が少ないのですが, 大学の教員には, 「集中講義」という形の授業を担当することがあります. 1日で5コマ, 3日で15コマやって2単位にする, ようなやつです. 今回のものは「集中講義」という名前はついていないのですが, 1日に5.5時間というのは, 樋口側の感覚としては「集中講義」の分類に入ります. 1時間のセミナーなら前日徹夜で準備するのもありでしょうが, 「集中講義」的なものは当日の頭の状態と体調を整えるのも大きいです(若ければ大丈夫なのかも). 対戦前夜のボクサーってきっとこんな感じなのでは?