2013-03-15?, 第19回大学教育研究フォーラム(京都大学)で「数学物理系授業におけるクリッカー等を用いたアクティブラーニングの試み」と題して, 携帯出席確認システムおよびクリッカー特に計算科学IIや生活の中の統計技術で行った教室確率実験について発表しました. 受講者のみなさま実験にご協力ありがとうございました.
聴きに来てくださったみなさま申し訳ありません. 15分の発表だったのですが, 時間配分的には失敗でした. あの後に, 学生アンケートに基づく, クリッカーを使用した科目の評価, が本当はあるはずでした…
アクティブラーニングの定義を考えると, 数学物理系で昔からある「演習」は明らかにアクティブラーニングだと思うんですが, 下の本によれば, 「数人の意欲的な学生が黒板でがんがん解いて, 教員は彼らと議論してハッピーで, 他の真面目な学生はそれをノートに記録している」のは性能の高くないアクティブラーニング, っていうか真面目な学生にとっては講義に過ぎない, のだそうです(上の発表は「演習」でなく「講義」に近い授業スタイルを扱っているので, これは余談にすぎません).
- 作者: 日本物理教育学会
- 出版社/メーカー: 丸善出版
- 発売日: 2012/06/27
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (3件) を見る