樋口三郎の授業情報@龍谷大学理工学部数理情報学科

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研究室内コミュニケーションにSlack対抗のグループチャット Google Hangouts Chat を使ってみた

半期にわたって, 「Google版 Slack」であるビジネスチャット Google Hangouts Chat (ハングアウトチャット)を, ゼミ=研究室(学生13+教員1)で使ってみたので報告. ちなみにこの集団は, それ以前は Google Groups を使っていました.

Google Hangouts Chat の始め方

  • オーナー(教員)
    • https://chat.google.com に全学認証でログインします.
    • 検索ボックスで「チャットルームを作成」します.
    • ▼メニューから「ユーザとbotを追加」で参加者(学生)を追加します.
      • このとき, 漢字の姓名, または t000000@mail.ryukoku.ac.jp のようなメールアドレスで検索します.
      • 検索で現れるのは, あらかじめ, https://contacts.google.com で登録しておいた, G Suite のアドレスだけであるようです.
      • 「通知する」をチェックしておいた方が簡単でしょう.
      • G Suite の Google Groups のメールアドレスも検索できます. その時点のメンバー全員を招待したことになるようです. つまり, エリアスを追加したというような意味ではないと思われます.
  • ユーザ(学生)
    • オーナーからの『 チャットルーム「○○」への招待状』という題名のメールが, t000000@mail.ryukoku.ac.jp というメールアドレスに届きます. 「Hangouts Chatで開く」というリンクから, 参加を承認できます.
      • 「通知する」にしないと招待状メールは届きませんが, その場合もユーザがhttps://chat.google.com にログインすれば招待を一覧し, 参加を承認することができます.

ユーザ名の表示

招待のダイアログ, およびチャット内で, 姓名SurnameGivenname で表示される場合や t000000@mail.ryukoku.ac.jp で表示される場合がありますが, これをオーナーがコントロールする方法は発見できていません. せめてメールでなく姓名の入った表示にしたいところですが, チャットルームへの追加タイミングによって変わるのか? バックエンドのアップデートやサイト管理者の設定によって時々振る舞いが変わるようです. 14名くらいなら, 参加者がみんなアイコンを設定してくれれば判別はできるんですが.

Gmail との関係

かつての Google TalkGoogle Hangouts とは違って, Web版 Gmail とは統合されていません. Gmail のコラムに表示されるのでなく, デスクトップ別にアプリかブラウザタブを開いておく, モバイルアプリで通知を受ける, 形です. ただし, @mention されて1日アクションしないと, Gmail に通知が送られてきます.

チャンネル=チャットルーム

Google Hangouts Chat を Slack に例えて説明することは, Google 自身が行っています., * Google Hangouts Chat: Slack からの移行 | ラーニング センター | G Suite * Google Help "slack hangouts chat comparison" あたりで検索すると, たくさんの記事がヒットします.

  • Slackでいう Workplace が, Google Hangouts Chat ではG Suite の組織全体=龍谷大学
  • Slackでいう (closed) channel が チャットルーム
  • Slackでいう thread が Google Hangouts Chat でいう thread.

普通は, 研究室内に (Slackでいう) open/closed channel を何個か作りたくなると思いますが, * open channel は,
* 研究室全体のチャットルームのthread で特定の人だけ @mention して通知が行くようにする*1 * 研究室全メンバーで別のチャットルームを作る, そして特定の人だけ @mention して通知が行くようにする * closed channel は, 参加メンバーだけで別のチャットルームを作る ことになると思われます. Workspace がG Suite の組織全体(龍谷大学全体)になってることで, 階層が1個減ってるんですね.

ライバル

Teams, Hangouts Chat の場合は, 卒業生やビジターを加えることはだいぶ面倒, というか, 不可能でしょう.

機能の比較

3者とも, Web, デスクトップアプリ, スマホアプリがあります.

Hangouts Chat

Hangouts Chat

無料プランだと検索できるメッセージ数に上限があるので, 複数年にわたるアーカイブとして使いたい場合は有料プランを考えることになりますが, 結構高いです.

Teams には One Drive との, Hangouts Chat には Google Drive との連携があります.

Botの数は Slack > Teams >> Google Hangouts Chat.

*1:樋口は両者を試した結果これに落ち着いています. 欠点としては, thread には名前がつかられないし @mention されてるか探すのはたいへんだし, 複数人を @mention するのは一人ずつ列挙していかなきゃいけないし, channel内だけを検索することもできないし, ということがあります.

*2:教員が個人で無料プランで Workplace を作って, 学生さんをメールアドレスで招待すれば使える.

*3:Office365で使える. 龍谷大学は Office365を導入しているので, 情報メディアセンターが近々有効化してくれるのではないか, という希望的観測.

*4:G Suite が必要. 龍谷大学は G Suite for Education を導入しているので使える.