研究部PCサポート室の方に教えていただきました. 龍谷大学ネットワークのように80や443 port を通さないファイアウォールがある場合, MacBook Pro with Touch Bar は, そのままではソフトウェアアップデートできないことがあるのだそうです. 再起動時に次のようなメッセージがでて進めなくなります. Wi-Fi か wired かは関係ありません.
お使いのMacには重要なソフトウェア・アップデートが必要ですが, このアップデートのインストール中にエラーが起きました. お使いのMacは, このアップデートをインストールするまでは使用できません.
ダイアログの選択肢:システム終了, もう一度接続
別の段階の English のメッセージ
A critical software update is required for your Mac. To install this update you need to connect to a network. Select a Wi-Fi network below, or click Other Network Options to connect to the Internet using other network devices.
なお, Shift を押しながら起動するセーフモードでは問題なく起動します. しかしセーフモードでアップデートを完了することはできません. なぜこんなことがハードウェアに依存するのか理解不能ですが, とにかく下のように説明されています.
対症療法としては,
- (龍谷大学での eduroam や)公衆回線のtetheringのような, ファイアウォールのない, プロキシが不要なネットワーク接続をする
- 環境設定 > AppStore でアップデートの自動的な確認を禁止し, 上記のようなネットワーク接続をしたタイミングでのみ, ソフトウェアアップデートを手動で行う
- 管理者にお願いして, このhost:portに限定してファイアウォールの制限を解除していただく
などが考えられます.
追記(2017-11-23 木)
上の問題はセットアップ直後のアップデートで出会っただけで, High Sierra へのアップグレードやその他のアップデートは問題なく行えています.