樋口三郎の授業情報@龍谷大学理工学部数理情報学科

授業情報@龍谷大学理工学部数理情報学科

2017年度のプレイスメントテスト(数学)とMaple T.A.によるフォローアップ課題の説明

新入生のプレイスメントテスト(数学)の会場にお邪魔して, 判明した弱点を補強するフォローアップ課題のやり方を説明しました. 各自がWebベースの数学オンラインテスト Maple T.A. を利用して学習します. 初年次学習支援センターの支援のもとで, 5月末までに, 5個の課題に取り組みます.

入学前が学習サポートの Rstudy と似ているシステムではあるんですが, Moodle は挟んでいなくて, Maple T.A.を直接使っています.

プレイスメントテストとは

「高校で物理やってなかったので物理のプレイスメントテストが不安です」のような声をよく聞きます. 高校生の方がテストという言葉に反応しちゃうのはわかりますが, これは英会話やスポーツで言うレベルチェックのようなもの. そういう場合は0点が正しい結果です(こっちから送った入学前学習課題で物理をやったひとはその到達段階に応じた点数でなきゃいけませんよ).

例えば数理情報学科では, 高校で物理はやってきてほしいわけですが, 物理をチェックしない入試形態もあるわけで, これは, 他にいいところがあれば高校での物理が不十分でも, 入ってから必要に応じて補う, 教員がサポートする, ことでなんとかなるはずという判断の表明です. このプレイスメントテストでは, 補う必要がある学生さんが自分で認識し, サポートする必要がある学生さんを教員が認識することを目的としているわけです. だから, 不十分な人は低い点をとってもらいたいわけです. 短時間のテストなので, 過去問を先輩から聞いて, 出題傾向を分析して, 一時しのぎでなんとかする, ことも不可能じゃないと思いますが, そうやって実態を表さない高い点をとると, 本来得られるサポートが得られなくなってしまいます.