樋口三郎の授業情報@龍谷大学先端理工学部数理・情報科学課程

樋口三郎の授業情報@龍谷大学先端理工学部数理・情報科学課程

龍谷大学協定型インターンシップ事前学習開講

2013年度前期は, 3年生向けの授業を3個=週3講時分担当しているのですが, 学期も2/3過ぎた今日から, さらに3年生向けの授業が1個=週3講時分増える, という今までにないパターンが訪れています*1 *2.

というのも, 今年度はキャリアセンターの運営するコース龍谷大学協定型インターンシップの担当教員をしていて, その事前学習が始まったから. このコースは, 企業さまにご協力いただき, 8-9月の2週間程度, 学生に現場で実習をさせていただくものです.

http://d.hatena.ne.jp/hig3r/20130313/1363168826

事前学習では, 約150人の受講者全体のプログラムで学習したり, 各担当教員の担当する19名のクラスで学習したりする予定です.

大宮学舎

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1講時の開講式(?)は, 龍谷大学発祥の地大宮学舎の本館(写真)講堂で行いました. ここは, 以前は畳敷の教室(?)だったそうで, 今でも本館には靴を脱いで上がることになっています*3. 3講時のクラスに分かれての学習は, 北黌南黌のゼミ教室です. 本館北黌南黌は国の重要文化財に指定されているのだそうです*4.

大宮学舎教室事情

ということで, ゼミ教室はどんな設備なのか不安だったのですが, スクリーンがあり, プロジェクタは施錠キャビネットから出したまま常時使えるようになっており, 龍谷大学Wireless LANの電波もあり, いい教室でした. ただ, 電源延長ケーブルは施錠キャビネット内にあり(?), 今回は鍵をもらいにいく余裕がなかったのでした.

ゼミ事情

今回は20人で丸いテーブルにすわってやるゼミ. 文系学部ではこれが普通の形態だというのは知っていて, まあふだんとそんなに変わらないだろうと思っていたのですが, 自分が同時に処理できる情報量の上限を実感させられました. これはやり方を工夫しないと.

ちなみに, 理工学部では, 研究室(=他学部で言うゼミ)は1学年10人程度で, 講義に付属する演習で小グループに分かれたときが20人くらい. どっちも, 全員が黒板に向いた配置で誰かが黒板の前に出てきてやるのが基本形で, 丸いテーブルの部屋は好まれない傾向にあるようです(じゃないかな?) 最近の世の中のはやりは椅子テーブルが自由に配置できるような部屋ですが, 龍谷大学だと深草学舎22号館(政策学部)や, 建築中の新1号館がこのアイデアを取り入れています.

*1:学期始めから分かってはいたのですが

*2:ちなみに樋口の週6講時中5講時というか6講時というかに参加している学生さんが1人だけいます…

*3:今回初めて知りました

*4:2講時は超近代的?建築でした