樋口三郎の授業情報@龍谷大学先端理工学部数理・情報科学課程

樋口三郎の授業情報@龍谷大学先端理工学部数理・情報科学課程

manabaコースニュースリマインダメールにタイトルしか含まれないデザイン意図を邪推

朝日ネットクラウドサービスであるLMSのmanaba.

教員からコースの全参加者に連絡するのに使う掲示板的な機能が「コースニュース」*1. 教員はコースニュースを公開したとき通知(リマインダ)をメールで送る設定ができる. このメールには, コースニュースのタイトル, URLは含まれるが本文は含まれない. これに対して, 学生も教員も投稿できる掲示板(スレッド)のリマインダには本文が含まれる. コースニュースのほうが, 全員が確実に知るべき内容なのになぜ? とずっと疑問に思っていたが, その理由は, 教員側に表示される「コースニュースのその記事を各学生読んだか/読まなかったか」を意味あるデータにするため?(メールで読んだ学生は判別できないから)と邪推.

リマインダメールに強引に情報を注入

自分の場合, 既読情報は重要でない(Teamsとかにも同じこと書くから)ので, とにかく多くの学生さんに伝えたい, ときはコースニュースのタイトルにすべて書いてしまうことがある. するとリマインダメールにその情報が含められる. 特に, manaba のログイン方法が変わってログインできない, けどメールは読める学生さんがいる時期とかはそうしてた. 別ページのURLとかも書いてた.

Moodleにmanabaと同じ振る舞いをさせるには

Moodle で既読率を把握したいとしても, 本文は送らない設定はないと思う. 投稿を1日ごとにまとめて送る機能はあるけど.

リソースの別ページに本文を書き, ニュースフォーラムのポストでは別ページへのリンクだけ書く, 別ページの各学生の活動完了のレポートを確認する, ことで, manaba と同等な既読率把握ができると思われる.

*1:Moodleでいうニュースフォーラム

manaba course のコース一覧を整理できる/できない話

f:id:hig3:20210923192416p:plain

学生さんからよく聞く要望「manaba courseのコース一覧で, 過年度科目のように前期科目もフィルタしたい」 学生さんの龍谷大学 manaba には教員の何倍ものコースが表示されてますので気持ちはわかります. しかし, 本学にはセメスター科目, 通年科目, 先端理工にはクォーター科目があるので, 情報メディアセンター側でも, その設定は自明でないと想像してます.

学生・教員のできる設定

学生・教員がコース一覧で科目に☆をつけると(科目名の左や近くにあります), ☆をつけないコースは, そのユーザ(のみ)のコース一覧のリスト, サムネイル表示において, 下の方にまとめられます. 時間割表示では☆がつくだけです.

教員のできる設定1 使わないコース

教員がコースを使わないコース*1に設定すると, コース一覧のリストやサムネイルでは別のリストにまとめられ, 学生はコースの中を見られなくなります.

  • 学生が登録されているがまったく使わないコースを教員がこう設定すると, 学生さんのコース一覧も整理してあげられることになります.
  • 一方, デフォルトでは, 学生さんは開講期間が過ぎたコースを4年間または卒業まで見ることができます. 過去に使ったコースを4年経つ前に教員が非表示にすると, 学生さんは復習や振り返りができなくなります. 学生さんがポートフォリオに提出したレポートはコースの非表示に拘わらず残ります.

教員のできる設定2 コースリンク

実質的1科目に複数コースがあって一方だけを使う, 場合, 教員がコースリンク*2すると, 他方のコースとまとまって, 学生・教員にとって1コースに見えるようになります. この設定は学期の途中ですると, 一方の既存の成績が隠蔽されたりするので, 学期初めにするのが原則です.

龍谷大学 manaba course へのログイン方法の変更(2021年3月)

f:id:hig3:20210326134151p:plain

追記

ポータルに案内が出ました.

新 教育系情報システムのご案内
公開期間 : 2021.03.31 18:30  2021.04.30 18:30
カテゴリ : システム管理者から
発信元 : 情報メディアセンター事務部

情報メディアセンターの Microsoft365マニュアル https://www.media.ryukoku.ac.jp/ms365/microsoft365signin.pdf の通りやれば, 下に沿って理解する必要はありません.

(1)manaba のユーザ認証の変更

龍谷大学のLMS manaba courseのログイン方法が2021-02-27から変更された.

入力

  • 旧 全学統合認証ID 全学統合認証パスワード
  • 新 全学統合認証ID@mail.ryukoku.ac.jp 全学統合認証パスワード

f:id:hig3:20210326132226p:plain (https://manaba.ryukoku.ac.jp/s/home_campusnews_1816919から引用)

(2)全学統合認証にセルフリセット導入

独立に2021-03-15から, 全学統合認証にMicrosoft365のMicrosoft Authenticatorモバイルアプリなどを用いたパスワードセルフリセットが導入された.

ポータル通知

全学統合認証パスワードセルフリセット(3/15より設定必須)
公開期間 : 2021.03.08 15:00  2021.04.16 23:59
カテゴリ : システム管理者から
発信元 : 情報メディアセンター事務部

manaba ログインの際の Authenticator 推奨

(1)(2)の2つの結果, (2)を実施していないユーザが manaba にログインするとき, メールアドレスとパスワードの入力の後, manabaに到達する前に, 下の様な, Microsoft Authenticator 導入を推奨するページが表示されるようになった*1.

スマホで manaba にログインしようとしたとき

こんなページが表示される.

f:id:hig3:20210326133233p:plain

  1. 今すぐダウンロード: この場で (2)のMicrosoft Authenticator の導入を行う. スマホで完結した作業をするのはだいぶ面倒だそう.
  2. 別の方法を設定します: この場で (2)のスマホSMSを利用した設定を行う
  3. セットアップをスキップします: (2)は後回しにしてとりあえず manaba を使う
  4. 完了: manaba を使うのはやめてポータルアプリに戻る(副作用はないはず). そこでPCとスマホを使って(2)を実行した後で再度ログインを試みることもできる.

情報メディアセンターによれば, スマホからの作業では2をお奨めするとのこと

https://www.media.ryukoku.ac.jp/ms365/microsoft365signin.pdf

いちおう, 3. を選んだ場合の動画. 3.を選ぶまでのところは同じはず.


龍谷大学manaba courseへのログイン(2021年3月)

PCからmanabaにログインしようとしたとき

類似のページが表示されるけど, そこでスマホを取り出して(2)をすればよいと思われる.

*1:学生さんのMUさん, KKさんに協力してもらって取得した画像

manaba の レポート一括採点で日本語ファイル名が文字化け on macOS 11 Big Sur → サードパーティアーカイブツールで解決

LMS manaba では, 提出されたレポートのファイルを zip で一括ダウンロードできるが, macOS 11 Big Sur になって, (OS付属のアーカイブユーティリティによる)解凍後の日本語ファイル名が文字化けする, と同僚の教員に教えてもらった(Chromeで検証).

manaba 側では macOS の対応バージョンを明示していないが, manaba または Apple の対応を期待したいところ.

現時点では, AppStore で得られる無料の3rd party のアーカイブツールを毎回使って zip ファイルを解凍することで回避できる.

Greek Menu

2020年度後期に龍谷大学でオンライン授業するために教員がチェックしていること

自分は次のところをチェックしようと思ってます

学生さんから教員への連絡方法を学生さんに伝える

使う連絡方法(と使わない連絡方法)を学生さんに伝える. 学生さんが, 質問や, 問合せや, オンライン授業の設定ミスの連絡をするのに必須.

メールでの連絡方法

メールがいちばん簡単. 龍谷大学では, 授業担当の専任教員, 非常勤講師は Gmail が利用可能になっている(学生向け講習会テキストp.31 ). これを他のアドレスに転送することもできる(中野先生授業資料). 龍谷大学 Gmail または個人や本務校のアドレスを, シラバスの連絡方法(学内の人しか見えない)またはmanaba courseのコンテンツ(受講者の登録後しか見えない)に書けばいい.

  • メールアドレスを公開すると, たくさんメッセージが来て対応がたいへん, という心配もある. まあ, 24時間以内に「確認しました」というメールをまず送り, 追って解決するくらいのスピードでもいいのでは. manaba で全員向けに答えます, という対応もありえる.
  • 学生個人のオンライン授業受講環境に関する質問は, 龍谷大学の標準的プラットフォーム(manaba, Meet)を使って正しくコンテンツを公開している限り, 個々の教員が対応する必要はない. 学生向けのオンライン授業サポートのメールアドレス(連絡先一覧 )を紹介すればいい.

manaba 内での連絡方法

manaba の掲示板(manabaマニュアル)や個別指導コレクション(manabaマニュアル )や課題とコメントとフィードバックを使って学生さんと連絡することもできる.

掲示板より個別指導コレクション

掲示板は, 学生さんの投稿も教員からの回答も, クラス全員に見えることになるので, 学生さんにとって使用の敷居は高い(向いた用途もあるが). むしろ, manaba 内の学生-教員 交換日記に例えられる, 個別指導コレクションのほうが質問と回答には向いている(回答を大勢に共有するときは別の方法を使えばいい).

学生さんの側から個別指導コレクションで教員に送信を開始するには, 最初に教員が1クラス1回, 個別指導コレクションの管理画面右上で, 「個別指導コレクションの作成を学生に「許可する」」設定をしておくことが必要.

レポートのコメント

レポートやそれに対するコメントは, 教員がレポートを設定するときに公開範囲を決められる. レポートのコメントは両側から何往復もできるので, (設定に応じた公開範囲の)質問回答チャネルとして使える.

教員の manaba リマインダー設定

学生さんが掲示板や個別指導コレクションやコメントに書き込んだときに, 教員が直ちに気づけるように, manaba のリマインダーメールの設定をする(manabaマニュアル).

manaba が重くなっても伝わる方法で案内を出す

コースニュース(manabaマニュアル )のタイトルにURLなどすべての情報を書く.

Google DriveGoogle Meet のURLを学生さんに伝えるには, manaba のコースコンテンツ(manabaマニュアルやコースニュースを使う. ただ, 学生さんは manaba にログインしてこれらを読まなければいけないので, アクセス集中で manaba が重くなると読めなくなる危険がある(そのアクセスもアクセス集中を高める).

これを避けるために, コースニュースのテキスト欄でなくタイトルにURLなどすべての情報を書いてしまう*1. タイトル部分はリマインダーメールの本文で送られ, 学生さんは, manaba にアクセスしなくても Gmail で読める. 科目名(manabaのコース名)は自動的に付加されるので, タイトルに含める必要はない*2.

Google Meet で会議とライブストリームのうち適切なほうを使う

Google Meet による双方向(ライブ配信)授業(まとめサイトでの説明 ) で, ライブストリーム( Meetヘルプ )は必須ではない. 会議が基本で, 必要なときだけ, 会議にライブストリームを追加して使う.

ライブストリーム( URL は stream.meet.google.com から始まる)は, 250人を超えた視聴者に放送できるが, 視聴者は, 発言もチャットもできない(一方向). 学生参加の意見や質問を受けつけたいときは, チャットの代わりに, 例えば, manaba の掲示板(manabaマニュアルを使う.

一方, 会議( URL は meet.google.com から始まる)は, 250人以下*3しか参加できないが, 参加者は発言やチャットや画面共有ができる(双方向).

Google Meet の参加制限を学生さんに伝える

Meet使用時にも龍大Gmailアカウントにログインするように学生さんに言う.

2020年8月にGoogleのセキュリティの強化があり*4, 教員が龍大Gmailのアカウントで Meet を開始したとき, 学生さんは何らかのGoogleアカウントにログインしていないとミーティングに参加できない, 個人アカウントだと, 個別に招待していない限り, 学生さんによるノック-教員による参加許可*5が必要になった.

主催者が「クイックアクセスを許可」すれば, この参加制限は無効化される.

本番の前に学生さんの練習機会を作る

どんなに親切に説明を書いても, (小)テストで, 学生さんに新しいやり方/システムを初めて使ってもらうのは危険. やり方/システムだけを事前に練習できる機会を設ける.

授業で新しいやり方をするときも同様. 新しいやり方に短時間で順応する学生さんと長時間かかる学生さんがいる(やり方にもよる). オンデマンドなら, 必要な学生さんが必要なだけ時間をかけられるが, ライブだと90分の中の時間を食ってしまう.

必要な学生さんが必要なだけ時間をかけて新しいやり方を練習できるように, 授業時間外の練習機会を作る.

オンデマンド授業で週サイクルを明示して守る

週サイクルを守る.

オンデマンド授業は時間にしばられず学習できるのがメリットだが, 2020年度のオンライン授業では, 1週間ごとに, 本来の講時の前にコンテンツを出し, 小テストやレポートは1週間程度先のどこかを締切にする. コンテンツを一定期間後に閲覧不可にするかどうかは, 授業デザインごとに決める*6. この週サイクルは, 最初に宣言してやたらに変えない.

コンテンツを用意しているときに, 教員は「あと1時間あればここを改良できるのに」と思うことが多い. オンデマンドの場合, いつ見てもいい, 視聴を溜めてる学生も一定数いる, ので, 公開を遅らせる誘惑は強い. しかし, その1時間で改良するよりも, スケジュールを守って公開することを優先する. 対面授業で, そこまでの準備で教室に向かうのと同じ. オンライン授業でも, 学生さんは, 予定通りに公開されることを前提に, 他の学習と調和させてスケジュールを作っている.

to do list

*1:テキスト欄は空でもよい

*2:もちろん, 掲示板的なシステムの本来の用法としては, タイトルにはテキスト欄の要約を書くのが正しい

*3:2020-09-30までは, Googleのサービスで, 上限が250人に緩められている. それ以降も, 龍谷大学はライセンス購入で上限250人を保つと聞いている

*4:

*5:授業中に多くの学生さんに対してこれをするのは大変だし, 意図しない人を許可してしまう危険がある

*6:しかし, 期末試験や期末レポート的なことをするなら, そのときに以前のコンテンツを参照する必要があるなら, 閲覧不可にしないか, 「ダウンロードしておけ」と明示的にいう. 紙のレジュメと違い, Web上で見るのとダウンロードしたファイルを見ることを区別して考えていない学生さんもいる

manaba で学生さんからの1:1質問を受ける/回答するには「個別指導コレクション」

学生からの1:1質問とは?

manaba には掲示板(スレッド)*1という機能があり, 教員の設定と無関係に, 学生が科目の質問や意見を書き込める*2. 書き込んだ内容は教員と全受講者が読むことができる.

このことを利用して, 龍谷大学の2020年度前期のオンライン授業下では, 学生が教員への問合せ, 質問をしたいときは掲示板に書き込むことが推奨されている.

もちろん, 教員がメールアドレス, Microsoft Team アカウントなどを公開している場合は学生はそれらで質問することができる*3. ここでは, 学生が, 他の学生に公開することなく, 教員に質問や問合せを manaba 内でだけで行える*4, 教員はどの学生からの質問かわかる, ようにする設定を説明する*5

方法

掲示板のすぐ上にある「個別指導(コレクション)」で, 「個別指導コレクションの作成を学生に「許可する」」設定をして, 「掲示板と個別指導コレクションの両方で質問・回答する」ことを明示することを推奨する. レポートやプロジェクトを使う方法もある.

q-and-a

個別指導コレクション

龍谷大学manabaでは有効になっているオプション機能*6. 教員と学生の間で1対1の「交換日記」をすることのできる機能. 「個別指導コレクションの作成を学生に「許可する」」設定をしておくと, 学生側から話しかけることができるようになる. manaba 内の専用1対1メールシステム, ということもできるだろう.

hig3r.hatenadiary.com

  • Cons 教員の回答を臨時にクラス全体に公開したり, あるグループの学生に同じ回答をしたいときは, コピー&ペーストを繰り返さなければならない
  • TAや他の教員と回答を分担したい場合, コース設定>コースメンバー登録で授業補助者3,4,5のいずれかに設定する. 学生・教員には, だれが回答したかが表示される. この場合は学生1:教員n.

既存のレポートのコメント

「提出者本人と教員のみ閲覧・コメント可(個別指導)」の設定にしておくと, レポートの採点後にコメントの往復で質問・回答ができる.

質問専用レポート

「質問があれば書いてください」のようなオンライン入力レポート*7を設けることができる. 「提出者本人と教員のみ閲覧・コメント可(個別指導)」の設定にしておく. 回答は講評またはコメントに書く.

  • Cons 複数回の質問を可能にするには, 再提出を許可しておく(前回の質問-回答は消される)か, 毎回教員が再提出を要求しなければいけない.

質問専用プロジェクト

学生1名ごとにチームを作ると, 教員-学生間の1対1の掲示板として使える*8.

  • Cons 学生1名ごとにチームを作るには学生の人数だけのクリックが必要.

学生からの1:1質問って必要なの?

掲示板での「公開」質問にはいいことしかないように思える. 公開の場での質問を書くことにより学生は理解しやすい質問を吟味して書く. 質問によって他の学生の理解が深まる. 回答が全員に共有されるので, 教員は同じ答を複数回する必要がない. そして教員は学生がよい質問をするのを見ると心地よい. それに対して他の学生がよい答をするのを見るともっと心地よい.

学生は, 科目内で大きな被害を受けずに試行と失敗を繰り返す機会を持つことが望ましい. 他の人にとって無用な質問でも,本人にとって重要な質問を, 気まずくならずにできる環境が望ましい.

学生の概念の認知の過程は人それぞれであり, ある人の疑問が他の人の共感を得るとは限らない. 共感をもって受容されるには, あるいは共感もって受容されると確信できるには, 受講者間で信頼が醸成されていることが必要である.

オンライン授業下では, 対面ならできる学生間の会話での疑問の解決が起きにくい. 授業後に教員をつかまえて質問するような自然な1:1質問機会が少ない. また, 受講者間の信頼の醸成には時間がかかる. したがって, manaba などのLMS上では, 公開の質問と, 1:1の質問を併用することが必要と考える.

manaba.jp

*1:https://doc.manaba.jp/doc/course2-manual/teacher2.94/ja/#menu-08

*2:教員が投稿に気づくにはリマインダ設定しておくとよい https://doc.manaba.jp/doc/course2-manual/teacher2.94/ja/#menu-01-03

*3:例えば先端理工学部では全学部生向けに全専任教員のメールアドレスが公開されている

*4:すなわち, メールは禁じ手とする

*5:Twitterなどにある匿名質問箱は, 誰からの質問か回答者にもわからない, 回答は質問者個人でなく全体に対してしか行えない, 点で, ここでいう1:1質問とは異なる

*6:https://doc.manaba.jp/doc/online-help/coursecollection_teacher_ja/

*7:https://doc.manaba.jp/doc/course2-manual/teacher2.94/ja/#menu-05-01

*8:https://doc.manaba.jp/doc/course2-manual/teacher2.94/ja/#menu-09

龍谷大学 manaba course で出席+リアルタイムアンケートアプリ respon が有効化 - ライバル Moodle には Moodle App と E-Voting がある

Update(2020-09-27) 今学期の respon 初期設定の説明

龍谷大学の主要なLMS, manaba course では, Web版の出席カードが使われてきた.

2019年度から, 出席とリアルタイムアンケート(選択肢と自由記述)を統合した manaba のスマホアプリ, respon が導入されたそう. 説明会もあった. respon.jp アプリのダウンロードはこちらから.

respon -レスポン-

respon -レスポン-

  • respon, Inc.
  • 教育
  • 無料
play.google.com

Webベースの出席ページはこんな感じだった. f:id:hig3:20160409114147p:plain

一方, ライバルのLMS, 龍谷大学Moodle

では, 以前から, アンケートと限らない多くの機能に対応したモバイルアプリが提供されている.

moodle.com

respon のようなリアルタイム表示があるわけではないが, アンケートはモバイルアプリでもモバイルブラウザでも実行可能.

Moodle のリアルタイム表示のあるアンケート/クリッカーとしては, E-Voting プラグインが最近知られているよう. 教員ページからプロジェクターなどでQRコード, 短縮URLをプロジェクターに出し, 学生はスマホで投票専用ページにアクセスする, というもの. これはまだ龍谷大学Moodleには導入されていない.

moodle.org