樋口三郎の授業情報@龍谷大学先端理工学部数理・情報科学課程

樋口三郎の授業情報@龍谷大学先端理工学部数理・情報科学課程

ICカード職員証で開錠可能な瀬田キャンパスの教室メディア機器

f:id:hig3:20211116183901p:plain 専任職員, 専任教員のICカード職員証でメディア卓, メディアワゴンを開錠可能な(=講師控室のハードウェア鍵が不要な)瀬田キャンパスの普通教室, ゼミ教室(計算機実習室は別に).

  • 2-102,104,106,107,多1,212,214,216,(220)
  • 3-103,108,201,202,203,210,212,214,216,218
  • 4-109,111,113,114,206,208,(209),212,214

括弧内は2021年度中に利用可能になるはず.

出講手帳2020 (学内のみ) と最近のメディア委員会報告と担当の方からいただいた情報をつなぎ合わせた. 出講手帳2021にはこの情報は見える形では載ってない(と思う).

深草学舎は, 和顔館はぜんぶICカード職員証, とかわかりやすいのかと想像.

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普通教室の対面授業準備(瀬田学舎7-002)

教壇まわりにアクリルパーティションが設置されてました. これに加えてフェイスガードを使うことになってます.

AV卓のほうには設置されてません(学生さんから遠いから?). 黒板に書くには船外活動が必要ですね.

この日だけかもしれませんが, 消毒の(?)強烈なアンモニア臭. 1講時やったら鼻が慣れました.

実はこの部屋は授業用でなく自習室になる予定. 授業用と同仕様のところまで用意しているのでしょう. 定期試験と同様に空席をはさんで使用する予定ですが, 座席番号や着席禁止位置の表示はまだ完了していませんでした.

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龍谷大学瀬田学舎の大講義室・実習室でのオンライン配信(ライブ配信・収録)ガイド

ご注意

Update(2020-09-02)

2020年度後期向けに教学部-情報メディアセンターから案内が出ている授業モデル(マイクとして, PC本体のもの, PCに有線接続された会議スピーカーを使うもの)は方法Eです.

Update(2020-09-15)

情報メディアセンターが授業開始までにマイク音声の収録用出力を増設する予定.

これにより, マイクのある教室では方法B(おすすめ)が使用可能になります.

Update(2020-09-24)

以下の瀬田の教室は, 出講手帳に記載された状態から, VGAが廃止されHDMIが設置されている可能性があります.

  • 1号館 1-107
  • 2号館 2-103, 2-219, 2-220
  • 3号館 3-101, 3-102, 3-104, 3-105, 3-106, 3-107, 3-206, 3-207, 3-215
  • 4号館 4-107, 4-108, 4-201, 4-209, 4-217
  • 5号館 5-201, 5-202, 5-203, 5-204
  • 8号館 8-B101, 8-B102, 8-B103, 8-101, 8-102, 8-103

方法

方法A (スマホをワイヤレスマイクに使う)

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方法B (教室ワイヤレスマイクの収録用出力を使う)

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方法C (教室設置収録設備を使う)

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方法D (実習室の学生用PCの使用)

Aと下の組合せ hig3r.hatenadiary.com

方法E (会議スピーカー・マイクと教室スピーカーを使う)

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地理学

1-107(A,E)

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2-220(A,E)

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3-106,107(A,E)

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3-202(A,B,E)

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4-209(A,C,E)

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7-001,002(A,E)

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8-101,102,B101,B102,B103(A,B,E)

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8-103(A,B?,C?,E)

撮影設備が設置されている. 教室後方にビデオカメラ(リモコン無し?), 教卓にPanasonicのHDDレコーダDMR-BW970とビデオカメラのコンポジット出力が備えられている. が, 教卓鍵だけでは電源ONにならない.

計算機実習室 1-542,1-608,1-609, 3-B105(A,D,E)

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機器準備

ケーブル(両側が同じもの)は教室に置いてあったり, ケーブルやコンバーターは, 教員は講師控室や情報メディアセンターのメディア機器貸出*1 で借りられたりするが, メディア機器貸出は学生さんも使うので数は限られる.

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*1:

  • Mac/RGB変換アダプタ
  • RCA延長アダプタ
  • 小型スタンドマイク
  • ワイヤレスマウス
  • USBハブ
  • 電源延長コード
  • カードリーダー
  • Lightning/HDMI変換ケーブル
  • Lightning/RGB変換ケーブル
  • Mini-DP/HDMI変換ケーブル
  • Bluetoothマイク
  • RGBケーブル (2m)
  • RGBケーブル (4m)
  • RGBケーブル (10m)
  • HDMIケーブル (1.5m)
  • 音声ケーブル 1:1(緑)
  • 音声ケーブル 1:2(黒‐赤白)
  • 音声ケーブル 1:2(黒‐赤白/10m)
  • 音声延長ケーブル
  • RCAケーブル 3:3(赤白黄-赤白黄)
  • RCAケーブル 3:3(赤白黄-赤白黄/10m)

瀬田学舎2-220講義室の教室マルチメディア機器

入力はVGAとオーディオ(RCA)に限られる.

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ノートPCのHDMI出力を教卓に入力するにはこの種のケーブルまたはコンバーター.

エレコム 変換ケーブル HDMI VGA 1.0m ブラック CAC-HDMIVGA10BK

エレコム 変換ケーブル HDMI VGA 1.0m ブラック CAC-HDMIVGA10BK

  • 発売日: 2019/06/21
  • メディア: Personal Computers

ただし, 上は映像のみなので音声はPC側の端子によって別に考える必要がある. HDMIVGAと音声に分けられる製品もあるにはある.

ここで, 黒板のまわりを動き回る教員がライブ中継するには, 教室AVシステムのマイクと, 持込ノートPCのBluetooth ヘッドセットを束ねて持つんでしょうね. ハウリングが起きるかどうか, 事前に検証が必要です.

JABRA Boost White/Gold ワイヤレスBluetooth ヘッドセット 片耳

JABRA Boost White/Gold ワイヤレスBluetooth ヘッドセット 片耳

  • 発売日: 2015/03/06
  • メディア: エレクトロニクス

瀬田学舎3-106,107講義室の教室マルチメディア機器

映像音声入力はVGAとオーディオ(RCA), コンポーネント(RCA)に限られる. HDMIはない. ICカード開錠はない.

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ノートPCのHDMI出力を教卓に入力するにはこの種のケーブルまたはコンバーター.

エレコム 変換ケーブル HDMI VGA 1.0m ブラック CAC-HDMIVGA10BK

エレコム 変換ケーブル HDMI VGA 1.0m ブラック CAC-HDMIVGA10BK

  • 発売日: 2019/06/21
  • メディア: Personal Computers

ただし, 上は映像のみなので音声はPC側の端子によって別に考える必要がある. HDMIVGAと音声に分けられる製品もあるにはある.

ここで, 黒板のまわりを動き回る教員がライブ中継するには, 教室AVシステムのマイクと, 持込ノートPCのBluetooth ヘッドセットを束ねて持つんでしょうね. ハウリングが起きるかどうか, 事前に検証が必要です.

JABRA Boost White/Gold ワイヤレスBluetooth ヘッドセット 片耳

JABRA Boost White/Gold ワイヤレスBluetooth ヘッドセット 片耳

  • 発売日: 2015/03/06
  • メディア: エレクトロニクス

瀬田学舎計算機実習室での講時内ハイブリッド授業(ライブ配信)検討

講時内バイブリッド授業では, 教室内学生, リモート学生, 教室内教員が相互に音声で発言, 聴取できる必要がある. この観点から, 瀬田学舎の計算機実習室の機能について述べる

教室の機能

CaLaBo LX(CALL教室はEX)が導入されている. CaLaBo LXは教室内のみで使える画面共有ソフトウェア. EXだと音声会話が加わる. 教卓設置PC(教員PC), Blu-ray player, 持込PC(外部PC=VGA, HDMI, Miracast), ビデオ(RCA) などから選んで, 教室のプロジェクターやスピーカーに出すことができる. 映像を学生用PCに送ることもできる. キャプチャ入力の映像も学生用PCに送れる.

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教室AVシステムのマイクはPCと独立

教室内学生-教室内教員の会話に教室AVシステムのマイクを使うことがありうるが, この音声信号は教卓設置PCには入力できず*1, 収録用出力もなく, リモートへは送れない. USBヘッドセットまたはアナログヘッドセットで別に教員PCに入力する必要がある.

教卓設置PC・学生PCへの入力

マイク, スピーカー, Webカメラは備えられていない. 持込または貸出をUSB経由で接続して入力に使うことができる.

教卓設置PCのサウンド入力設定ではUSBオーディオバイスが見えるが, これはキャプチャーボード. 音声は接続されていないから選んでも入力はない.

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アナログイヤフォンマイクも使える.

教卓PCへのキャプチャ入力

OHC(書画カメラ)からのVGA入力*2, Blu-ray プレイヤーからビデオ入力を, 操作卓の(教卓設置PCへのCaLaBo)キャプチャ入力で選んで, 教卓設置PCのデスクトップのウィンドウに出すことができる*3.

OHCはカメラの向きを変えてホワイトボードに書いた内容を映すこともできる.

ビデオ会議ソフトウェア

Zoom, Microsoft Teams, Skype*4 は教卓設置PCにも学生PCにもインストールされていない. Google Chrome はインストールされているので, ブラウザで, Zoom, Teams, Google Meet が使える. Teamsをブラウザ内で使うときには入出力デバイスは選べず, Windowsサウンド設定にしたがう.

実施パターン

パターン1

設置教卓PC, 学生PCの両方に持込/貸出ヘッドセット/イヤフォンマイクを接続, 必要ならWebカメラも接続する. ビデオ会議システムだけを使って, 会話, 画面共有を行う. 当然, 教室内学生とリモート学生の区別はない. 教室内に多数のマイク/イヤフォンが存在するため, 教室AVシステムのスピーカーは操作卓でミュートしたほうがいいだろう*5. 1対1会話は(音波だけによる)直接会話を使ってもいいが, 学生全体への指示はプロジェクターやCaLaBo画面共有やAVシステムのマイクや対面会話を使ってはいけない(リモート学生に伝わらないから).

パターン1.1

教員も学生の全部または一部はノートPCを持込み, 場所と ru-wifi と電源だけを使って, パターン1を行う.

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パターン2

学生PCではヘッドセットを使わず, 教室AVシステムによる音声伝達に頼る. リモート学生の音声を教室に流すため, 操作卓でプロジェクタのソースとして教卓設置PCを選ぶ. 備付PCのサウンド出力はヘッドセットでなくスピーカーにする. 教員は, 設置教室PCのヘッドセットと, 教室AVシステムのマイクの両方に同時に話しかける. 教室内学生が全体に対して発言するときはワイヤレスand PC接続マイクが必要になってしまうので, 教員が復唱する必要があるだろう.

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パターン2.1

パターン2を, 教員持込PCを教卓にHDMIまたはMiracast接続して行う. 教卓設置PCにでるOHCの映像は, 別に教卓設置PCに起動したビデオ会議ソフトウェアを使って画面共有しなければいけない. が, そのくらいなら, 教員持込PCにカメラを直接接続するだろう.

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ビデオ会議システムによる違い(Microsoft Teams, Google Meet, Zoom)

マイクとスピーカーの設定を読み替えれば, Microsoft Teams, Google Meet, Zoom でも同様と思われる. ただし, ノイズやエコーやハウリングを低減するクラウド側のシステムの特性はビデオ会議システムごとに異なるので, これらの点については実験する必要がある.

*1:CALL教室では異なるかもしれない

*2:破壊せず抜き差しできてしまう状態

*3:キャプチャ入力は一部の学生用PCに送れなかったり固まったり可用性が高くない

*4:CALL実習室, 深草の実習室にはインストールされているそう

*5:ハウリングが心配になるが, 深草のCALL教室では, 学生全員がイヤフォンマイク無しでiPadSkypeを使っても, ハウリングは起きないという

瀬田学舎3-202講義室での講時内ハイブリッド授業(ライブ配信)検討

瀬田学舎3-202講義室で講時内ハイブリッド授業(遠隔授業で受信側が家庭になったもの)をする, すなわち, 教室での対面授業を, ビデオ会議システムを使ってライブ配信することを考える*1.

注意

この記事で解説しているやり方は, 2020-09-02ごろに検討されている授業モデル(マイクとして, PC本体のもの, PCに有線接続された会議スピーカーを使うもの)とは異なります.

設備

教室AVシステムで, ビデオ音声がRCA端子から取り出せることは8号館講義室と同じなので, 下の8-102講義室と同じことが可能である. RCA端子からのオーディオ出力を, USBオーディオインターフェースを介してPCに接続する. *2.

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youtu.be

組込PC, OHCの映像をビデオ会議で配信

8号館と比べると, 映像収録用出力がアナログビデオRCA端子からデジタルのHDMIに変更されているので, 高解像度の映像を持込PCに入力して配信することも考えられる.

この場合は, 上の音声の接続に加えて, 収録用外部出力のHDMIから, HDMIキャプチャーボード(カード)を介してPCに接続する. このデバイスをビデオ会議システムでカメラとして選択する. または, QuickTime Player などでウィンドウ内に表示して, それを表示する(必要ならシステムオーディオありで).

教室AVシステムのマイク音声をビデオ会議に流したい場合は, ビデオ会議システムのマイクは, HDMIキャプチャーカードでなく, USBオーディオインターフェースのほうを選ぶ.

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3−202には備付PCもある. 備付PCは教室AVシステムのマイク音声を入力として受け取らないので, 備付PCでビデオ会議を実行してライブ中継することはできない*3.

ビデオ会議システムによる違い(Microsoft Teams, Google Meet, Zoom)

上の8号館の例はMicrosoft Teams を念頭に置いているが, マイクとスピーカーの設定を読み替えれば, Google Meet, Zoom でも同様と思われる. ただし, ノイズやエコーやハウリングを低減するクラウド側のシステムの特性はビデオ会議システムごとに異なるので, これらの点については実験する必要がある.

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*1: (いつ)こういう形態の授業が実施されるかはわからない

*2:京都大学 Panda/Zoom/Kaltura利用支援サイト 複数端末を利用する場合の注意(エコーを起こさないために) の図「マイナスワン対応の場合」の状況になっていてエコーやハウリングが起きないものと思われる.

*3:USBヘッドセット, Webカメラを接続することはできると思う. が, それならノートPC持っていく方が楽? ru-wifi は使える