樋口三郎の授業情報@龍谷大学先端理工学部数理・情報科学課程

樋口三郎の授業情報@龍谷大学先端理工学部数理・情報科学課程

2017年11月26日の統計検定の受験申込の受付が開始

2017-11-26日の統計検定の受験申込の受付が開始されています. 今回は準1級がなく1級があります.

今回は瀬田学舎での特設会場受験はありませんが, 10名以上の希望者が集まれば, 10%のディスカウントのある団体一般会場受験(申込や支払いはまとめて行い, 受験は大阪会場で一般同様に行う者)を行います. 興味のある方は樋口までご連絡ください.

数理情報学科の1,2年生には3級, 3年生以上には2級をお奨めします.

日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2014〜2016年] 日本統計学会公式認定 統計検定 3級・4級 公式問題集[2014〜2016年] 改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定2級対応 統計学基礎 日本統計学会公式認定 統計検定3級対応  データの分析

なお, 今回から出題範囲が改訂されています.

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数学オンラインテスト Maple T.A. 2016.1 の作問ワークショップでの説明担当

Maple T.A. は, 数式処理システム(CAS) Maple をバックエンドに持つ数学オンラインテスト(eラーニング). 龍谷大学理工学部では入学前教育, 初年次教育に Maple T.A. 2016.1 を利用しています. 問題は, 基本的には教員が仕様を書いて, 数理情報学科/専攻の大学院生/学部生のアルバイトの方が実装してくれます*1.

アルバイトの方々が, Maple T.A. の仕組みを学び, 実装の練習をされるということで, 説明を担当させていただきました. 数学の研究に Maple を使っている研究室もあるので, maple(“”)の中に入れば樋口よりよっぽど詳しい人がたくさんいます.

操作系の説明には, 各自が pause/play できる動画メディアが適しているということで作成.


Maple T.A. 2016.1 での作問 多項式の商と余り


Maple T.A. 2016.1 での作問 多項式の因数分解 ランダムに決めた答から問を作る

*1:アルゴリズム・プログラミングは数理情報学科の学生さんの専門領域のひとつです.

京都大学数理解析研究所研究集会「数学ソフトウェアとその効果的教育利用に関する研究」で「従来型と数学オンラインテストによる事前事後テスト結果の数式入力ミスを考慮した分析」を発表

京都大学数理解析研究所研究集会「数学ソフトウェアとその効果的教育利用に関する研究」で「従来型と数学オンラインテストによる事前事後テスト結果の数式入力ミスを考慮した分析」を発表しました. 紙によるプレイスメントテストと Maple T.A. による到達度テストの, 項目応答理論MCMCを用いた分析です.

そのうち Proceedings が数理研講究録として出るはずです.

樋口は数学オンラインテストの作問/出題側エンドユーザですが, 今回は数学オンラインテストの専門家の方々に話を聞いていただきコメントをいただく貴重な機会でした.

学外実習(インターンシップ)先の滋賀県内の企業さまを訪問

龍谷大学理工学部では, 多くの学生が3年夏に2週間程度の[インターンシップ]に行きます. 滋賀県内の企業さまで, 情報部門でインターンシップをしてくださっているところを訪問させていただき, お礼を申し上げました. お忙しい中, 実習生をご指導下さり頭が下がります. 業界や情報部門のお仕事についても勉強になるお話をうかがいました.

教育システム情報学会全国大会で「数学オンラインテストを用いた大学入学前数学教育の改良と拡張 」を発表

2017-08-25金, 第42回教育システム情報学会全国大会 (北九州国際会議場=小倉)で, 「数学オンラインテストを用いた大学入学前数学教育の改良と拡張 」と題して Maple T.A. と Rstudy について発表しました.

瀬田オープンキャンパス(2017-08)研究室公開で「スマホで☆プログラミング!」

龍谷大学瀬田オープンキャンパス理工学部夏の研究室公開で, スマホで☆プログラミング!と題して3年生(数理情報セミナー)の制作したスマホアプリなどを展示します.

1号館

統計検定2級の出題範囲の改訂(2017年11月から)

統計検定の出題範囲が改訂された. 2017-11-26検定から適用.

貸出用に過去問題集を大量に買ったばかりなのに…と思ったが, 2級に関しては, 少なくとも表の上では大きな変更ではない*1*2. 差分を抽出すると, 次の項目が追加になっている(と思う)*3*4.

  • ジニ係数, 尖度, 歪度
  • 超幾何分布, 負の2項分布
  • 自由度調整(修正)済み決定係数

改訂前はこうだった.

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改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定2級対応 統計学基礎

改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定2級対応 統計学基礎

日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2014〜2016年]

日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2014〜2016年]

*1:出題傾向は実際に見てみないと…

*2:準1級が後から設置されたので, 一部が準1級に移す調整かと思ったが, そういうことではなかった.

*3:自由度調整(修正)済み決定係数はこれまでも普通に出題されてたような… ジニ係数も過去に出題例あり. この辺はつじつまをあわせたということか. 尖度, 歪度, 超幾何分布, 負の2項分布って出題例あったっけ?

*4:四分位数がなくなった, と思ったら, それは高校の数学Iだから以前から3級の出題範囲.