樋口三郎の授業情報@龍谷大学先端理工学部数理・情報科学課程

樋口三郎の授業情報@龍谷大学先端理工学部数理・情報科学課程

2017年度4年生向け数理情報学科特別研究(=卒業研究)履修説明会

2017年度の4年生向けに, 数理情報学科の「特別研究」の履修説明会がありました. これは, 各教員の研究室へ所属しての卒業研究, 卒業論文の執筆の科目です. 各教員からの内容の説明があり, これから年内に学生の配属の希望を調整して決定することになります.

1年生も何人か参加しててすばらしい. 2年生は必修の英語の裏番組になってたのね. 当日に出席しなかった学科の学生さんも, 数理情報学科学習支援 eラーニングコースから各研究室の説明資料を取得できます.

樋口の説明はWebで何かやろう!- 特別研究(2017). Webを含むシステムを作って, 世の中の何かの必要を満たそうというものです. 樋口が自分でふだんやってるのは学習の要求を満たすことが中心ですが.

論文 Extension of the constant exchange probability method to multi-dimensional replica exchange Monte Carlo applied to the tri-critical spin-1 Blume-Capel model

2016年9月に数理情報の大学院で博士号を取得された木村健治さんと書いた論文[1606.06456] Extension of the constant exchange probability method to multi-dimensional replica exchange Monte Carlo applied to the tri-critical spin-1 Blume-Capel modelJSTATに掲載されます.

瀬田学舎1号館1-539実験室カードリーダー更新と非接触式カードリーダーへの利用者登録方法

卒業生の方にはショックなお知らせかも.

学部創設以来機能してきた, しかし最近雷にうたれて以来機能していなかった, 1-539のドアのカードリーダーがリプレイスされました. 近所の研究室同様, ICカード学生証を近づければよい非接触型. 手配してくださった瀬田事務部の方, 設置してくださった業者の方, ありがとうございました.

非接触式カードリーダーへの利用者登録方法

今後は次のようにして登録する

  • PCはInternet Explorer の使えるWindowsを使う
  • カードリーダーの制御装置が接続された, 専用のネットワークセグメントに有線で接続する(ふつうのLANケーブルでよい)
  • クラスCのプライベートネットワークを設定する
  • 業者の方のくださるCDROMに含まれる専用ツールで, PCのどこかに何かのキーを書き込む
  • Internet ExplorerActiveX を動かす設定をする. CDROMに詳細なマニュアルがある.
  • 特定のIPアドレスInternet Explorer で接続する
  • 特定のユーザネーム, パスワード(変更可)で管理者としてWebアプリにログインする
  • 1名ずつ登録またはCSVアップロードする
    • ICカード学生証の再発行回数も登録する必要があるので*1, あらかじめ学生さん本人からきいておく, 再発行したときには教えてもらう必要がある. 教務課でおしえてくれたりするの?

使用前, 使用後

旧式のカードリーダーは実習室ドアに多く残っているので, これらが雷に打たれる日が怖いですね.

*1:カードを落としたときのことを考えると, 必要な機能.

卒業生来訪(独立系SI)

実験室1-539を共有する松木平研究室から2016年3月に卒業されて独立系SIでSEをされている方が人事の方とともにいらして, 3年生にSEの仕事についてお話ししてくださいました. Team539の今年の3年生は教員よりIT/Web希望の人が多いのでヒットだったでしょう. この学年からは単独のキャリア教育科目「総合演習」がなくなって他科目や活動に分散吸収されたので, 各自でしっかり用意する必要がありますね. ありがとうございました. ちなみにM1,M2も大勢参加されていました.

オフィスアワー休止のお知らせ(2016-11,12,2017-01)

申し訳ありませんが, 都合により次のオフィスアワーを休止させていただきます.

質問や相談などは, 大学院生チューター担当の月-木昼のMathラウンジ(1-614)などもご利用ください.

Google Maps の乗換案内で帝産バス龍大-瀬田線の時刻表が表示されるようになった

以前は, Google Maps の乗換案内で龍谷大学瀬田学舎からJR瀬田駅までの行き方を検索すると, 一晩大学に泊まって, 翌朝の京阪の高速バスで京阪中書島, 京阪山科経由で瀬田駅, などと言われたものだったが*1, ついに帝産バスが Google にデータを提供してくれたみたい.

https://www.google.co.jp/maps/dir/龍谷大学+瀬田キャンパス,+〒520-2194+滋賀県大津市瀬田大江町横谷1番5/瀬田駅

あとは, 深草学舎へのスクールバスと, 瀬田事務部の深草学舎定期便と, 生協マンションシャトルバスですね(?)

hig3r.hatenadiary.com

*1:もっと以前, Google Maps のなかった2000年頃は, 瀬田事務部から紙で配られる時刻表をiモード用のCompact HTMLにせっせと手動変換していた

YouTube Liveと学内無線LAN eduroam を使用した授業動画の収録

iPhoneYouTube Liveして, 黒板による授業を収録してみた. 下の動画の真ん中の黒板部分がそう. 時々コマが飛んでいるのがわかるが, 編集などはしていない.

www.youtube.com

使用したのは下記.

太郎的回想

2003-2006年頃に, 定期的に授業を収録したり, 2005年にはFD自己応募研究プロジェクト授業動画デジタルキャプチャ運用技術の開発と応用のfundingをうけて, 収録サービスを提供したりしていた. 当時も, RealVideo エンコーダの RealProducer にリアルタイミングストリーミング機能はあったはずだが全く使っていなかった.

浦島さんなら, 当時のPTZカメラやデジタルビデオよりもiPhoneメインカメラの画質のほうがいいというのに驚くだろうし, 教室に持ち込んでエンコードさせていたVaioノートと同じ仕事を同じiPhoneがやってるというのにも驚くだろう.

もうちょっとあとの時代, Ustream が個人用サービスを展開したのは, モバイル機器の通信速度の増加と通信コストの減少が進んで, ストレージのコストを下回ったときのことで, 「ローカル録画するよりライブストリームして副産物として録画した方が簡単」みたいな風潮があった. 今回はそのときの気分でライブストリーミングしてみたが, iPhoneのストレージが逼迫していないかぎり, またライブの視聴者とインタラクトするのでない限り, ライブストリーミングには ローカルに録画するのを上回るメリットはなく, 無駄に WiFiの帯域を占有したことになると思う.

授業収録用ビデオカメラとしてのiPhone

FullHDメモリーカードビデオカメラはどんどん安価になってきてるが, 離れて置いたビデオカメラで instructor の声を直接とりたいから音声外部入力か, 純正Bluetooth Microphone (Sonyみたいな), 黒板全体を撮りたいから広角レンズ取付可能, できれば動画ファイルをMP4でWiFiでダウンロード, または直接YouTubeにアップロードしたい, などと考えると, どんどん高価になっていく.

と思ったら, 画質はともかく, iPadiPhone はこの条件をほとんど満たしているのだった(iPhone用のBluetooth headsetというのは1000円くらいからある. メモリーカードはだめだけど). まあiPadiPhoneも高価.